椎名桔平主演で金融界の裏側描く社会派ドラマ「不発弾」WOWOW6月放送
2018年3月18日 06:00

[映画.com ニュース] 相場英雄氏の小説「不発弾」が、連続ドラマW「不発弾 ブラックマネーを操る男」としてWOWOWで連続ドラマ化されることがわかった。椎名桔平が主演を務める。
食肉偽装問題を題材とした「震える牛」など社会の闇をえぐる作品で注目を集める相場氏の小説を映像化する同作は、不適切会計が露呈した大手企業の裏側を舞台に、激動の金融界を生きる男を描いた社会派ヒューマンサスペンス。ある時、大手電機メーカーの三田電機産業で1500億円もの不適切会計が明らかになり、経営監査部長が自殺。警視庁捜査二課は事件性を疑い、同社を裏側で操る金融コンサルタントの古賀遼と対峙する。
主人公となる古賀は、貧しい炭鉱町の出身で、東京の証券会社に入った後、ある出来事を機に欲深い人間たちへの復讐を始め、証券業界ひいては経済界の影の立役者にのし上がってきたという背景を持つ。古賀役の椎名は、原作を読み「主人公の古賀の、恵まれない生い立ちから、大企業を裏で支える人物になるまでの半世紀にも及ぶ紆余曲折した生き方は、私にとってとても魅力的に感じました」という。そして、「とても繊細な面と思わぬ大胆さ、そして清濁あわせのむ男という印象です。善悪の狭間で葛藤しながらも、強い意志を持って生きている男です。20代後半から50代後半までを行ったり来たりしながらの撮影ですが、その時間軸をしっかり掴んで演じていきたいと思ってます」と、古賀を演じる上での意気込みを語っている。
古賀を取り巻く人々には、財界に広い人脈を持つ三田電機産業相談役・東田章三役に宅麻伸、和装小物店を営みながら古賀と暮らす内縁の妻・村田佐知子役に原田知世、古賀を証券マンに育て上げた元上司・中野哲臣役に奥田瑛二と実力派俳優が集結。古賀を追って不適切会計の真相に迫る捜査二課の小堀弓子役も、近日発表される。
監督は、映画「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」や連続ドラマW「スケープゴート」などを手がけた星野和成。6月10日放送開始。全6話(第1話は無料放送)。
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