尾野真千子“歌手デビュー”も自ちょう「悪口を言われているのかと」
2018年3月16日 08:00

[映画.com ニュース] 俳優の柄本佑が主演する映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」のサントラ発売イベントが3月15日、都内で行われ出演の尾野真千子、音楽を手掛け出演もした菊地成孔、原作の末井昭氏、冨永昌敬監督がトークショーに参加した。
成人雑誌を次々と創刊し、権力と闘い続けた末井氏の自伝的エッセーを映画化。尾野は、若い男とダイナマイト心中という衝撃の最期を遂げた主人公の母親役で、「脚本を読んだら過激で、出ていいのかという思いはあったけれど、佑(の出演)が決まっていたので何か面白いのでは、ユニークなものになるんじゃないかと思い始めた」と出演を決意した経緯を明かした。
尾野は、主題歌「山の音」で歌手業にも初挑戦。菊地が作詞、作曲し「映画の主題歌を原作者が歌うなんて、聞いたことがない」という発案で末井氏とのデュエットで、「お母さんなんで、逃げられない理由ができ上がっていた」と苦笑いで振り返った。
もちろんレコーディングも初めてで、勝手が分からず悪戦苦闘。収録が止まる度に、サブルームで菊地がスタッフらと話す光景が見られ、音声が聞こえないため「悪口を言われていると思っていた。あいつ、下手やなあ、ヤベえなあってと言われているような被害もう想がすごかった」と渋面をつくった。
菊地は、「デモテープは僕と、一緒に音楽をやった小田朋美の声を入れたけれど、さすが女優さん。ソックリでスキミング能力がすごい。やっていくうちに乗ってきて、歌としていいものが録れた。修正もほとんどしていません」と大絶賛。だが、尾野は「その時に言ってほしかったわあ。悶々(もんもん)として帰ったんだからね」とクレームを付けた。
サントラ盤は発売中で、映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」は3月17日から全国で公開。尾野は、「どうぞ、映画もお楽しみに。サントラはちょっと恥ずかしいんで、どうでもいいです」と自ちょう気味に話していた。
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