カルトなロックモキュメンタリー「スパイナル・タップ」6月日本劇場初公開
2018年3月14日 17:00

[映画.com ニュース] 1984年に製作された作品で、架空のロックバンド「スパイナル・タップ」の全米ツアーに密着し、カルト的人気を誇るロックモキュメンタリー「スパイナル・タップ」が6月16日から劇場公開される。
「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」「ミザリー」で知られるロブ・ライナーの初監督作品。1960年代にデビューし、かつて一世を風靡したイギリスの人気ロックバンド「スパイナル・タップ」。歴代ドラマーが自然発火やステージで爆死など意味不明な死因で死んでしまったり、楽屋からステージまでの導線を忘れてしまいコンサート直前に迷子になってしまうなどその舞台裏はハチャメチャだ。そんな彼らの全米ツアーに、ロブ・ライナーがマーティ・ディ・ベルギーという映画監督に扮して密着し、ロックドキュメンタリーを作ると言う構成だ。
レッド・ツェッペリンやバン・ヘイレンのエピソードを下敷きにしたとされるシーンもあり、ロック好きの笑いを誘う。あまりのリアルさに、ライナー監督は「本国で公開されたとき観客がみんな本当の話だと思っていた」と振り返る。
また、スティングが50回鑑賞して「リアル過ぎて泣いていいのか笑っていいのかわからなかった」とコメントを残し、「カルト・ムービー・トップ50」(エンターテインメント・ウィークリー誌03年発表)、「歴代ロック映画トップ10」(Mojo誌05年発表) 、「ロックンロール映画オールタイムベスト100」 (BLENDER誌05年発表)などで第1位に輝いている。
「スパイナル・タップ」は、新宿武蔵野館ほかで6月16日全国公開。
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