岩田剛典&土村芳「去年の冬、きみと別れ」の“品質”に自信「食わず嫌いしないで見てほしい」 : 映画ニュース

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岩田剛典&土村芳「去年の冬、きみと別れ」の“品質”に自信「食わず嫌いしないで見てほしい」

2018年3月14日 18:00

こちらの記事には物語のネタバレが含まれます「去年の冬、きみと別れ」

こちらの記事には物語のネタバレが含まれます
(C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
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[映画.com ニュース] ※こちらの記事には物語のネタバレがございますので、ご注意ください

「教団X」で知られる芥川賞作家・中村文則氏の人気小説を実写映画化した「去年の冬、きみと別れ」(公開中)の出演者・岩田剛典(「EXILE」「三代目J Soul Brothers」)と土村芳が、映画.comのインタビューに応じた。

原作は、「映像化不可能」と言われたトリッキーなサスペンス。岩田演じる野心あふれる記者・耶雲恭介が、取材対象である猟奇殺人事件の元容疑者で天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)にはめられ、窮地に陥っていくさまがスリリングに描かれている。NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」や「何者」で知られる土村は、事件の被害者である盲目のモデル・吉岡亜希子を演じている。

そもそも、この2人の組み合わせ自体が重要なネタバレを含んでいる。なぜなら、序盤ではまったくの無関係と思われた耶雲と亜希子が、実は知り合いだったことが後半で明かされるからだ。この事実が判明したとき、物語は新たな姿を見せ始め、予想し得ないクライマックスへと突き進んでいく。

岩田と土村の共演シーンは、作品の根幹に関わる重要な部分であるため多くは語れないが、岩田は「唯一、この作品の中のオアシス的なシーン」と振り返る。「共演シーンは序盤にまとめて撮影させていただいたんですが、実は全部幸せなシーンでした。逆に言うとそのシーンがコントラストとして明るく、幸せであればあるほど、(全体として)切なく苦しい物語になっている。その(共演シーンの)あとは地獄でしたが(笑)、しっかり苦しいものになっていたので、2人の関係性は間違っていなかったと思いました。(共演シーンは)“ここから始まった”という、作品の芯ですね」。

対する土村は、目が見えないという難役に挑戦したなかで、「岩田さんから聞こえてくる言葉が温かくて、染みてきて、いっぱい助けていただいた」と感謝を述べる。「お芝居で相手の目を見られないって、なかなかつらいものがあるんですが、でも不思議と岩田さんとお芝居でコミュニケーションをとっていくと、見なかったら見なかったでいつも以上に2人がまとう空気感や、その場で沸き起こる、漂うものをすごく繊細に感じることができたんです。私もその“空気”を感じながら身をゆだねることができました。そういったことは、私の中で新しい発見でした」と役者として大きな手ごたえをつかんだようだ。


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亜希子を演じるに当たり、「実際に亜希子と似た境遇の方に同行させていただいて、その方がどんな風に電車に乗るのかや、駅のホームを歩いていくのかなど、普段自分なら気にも留めないような違いまでをちゃんと知る機会をいただけて、すごく勉強になりました。また、白杖(はくじょう)や点字など、自分が今まで触れることのなかったものを日常に溶け込ませることを意識してやっていました」と役作りを明かす土村。その努力を傍らで見つめ続けた岩田は、「点字で手紙を作るシーンもずっと練習されているのも知ってましたし、すごく亜希子という役に対して、まっすぐに取り組まれている方でした」と称賛を惜しまない。

自身の役作りについては、「コントラストをしっかり出すことが1番重要なポイントだと思っていたので、亜希子とのシーン、木原坂とのシーン、小林(北村一輝)とのシーンそれぞれでまったく違った人になっている印象」(岩田)を生み出そうと試行錯誤を繰り返したそう。「本作は、1つひとつのお芝居がパズルになっていて、その積み重ねで成立する作品。最後の語りは、とにかく迷いのなさ、考えて口が回ってるというよりは、口が先行して相手を攻撃している感じをやろうとしました。逆に、過去のシーンは底抜けに明るくなるし、キラキラ恋愛ものを撮っているような感じ。ベースが1番難しくて、(斎藤)工さん(の役)がめちゃくちゃ悪いヤツに見えないといけないから、振り回される側としてオドオドしたり、ドギマギしているような受身の芝居にしました。記者としての仕事ぶりは、あんまり人の気持ちを考えずに『●●なんですか?』って聞くしつこさを意識して演じました」。よどみなく演技プランを解説した岩田は、「違う作品が組み合わさってるぐらいコントラストが強いので、演じ分けなども自分にとっては勉強になりましたね」と結んだ。

お気に入りのサスペンス映画を「ユージュアル・サスペクツ」と即答するなど、大の映画好きとして知られる岩田。随所に仕掛けが施され、何を語ってもネタバレになってしまう本作を、「見終わった後、立ち上がれなくなる映画です」と評する。「感想を誰かと共有したくなる映画でもありますね。劇場で見て後悔はさせません。とにかく、見ごたえのある作品になっているので、食わず嫌いしないで見ていただきたいです」と力を込める。

一方、土村は人気ドラマ「LAW & ORDER」シリーズが好きだとか。本作の魅力については、言葉を選びつつ「愛情というものについて、色々な角度から攻めている作品。本当にたくさんのものが詰め込まれている作品なので、見た後はお腹一杯で、2、3日はもつんじゃないかって思います。ぜひゆっくりかみしめてほしい映画ですね」と締めくくった。

(映画.com速報)

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