イタリア発、高校生の青春と痛みを描いたヒット作「最初で最後のキス」6月公開
2018年3月13日 14:00

[映画.com ニュース]イタリアでスマッシュヒットを飛ばし、ヨーロッパ各国の映画祭で多数の観客賞を受賞した青春映画「最初で最後のキス」の公開が6月2日に決定、予告編とポスタービジュアルがお披露目された。
イタリアの3人の高校生が、絆や未来を無知ゆえに自ら破壊してしまう青春の残酷さを描いた作品。イジメや差別がネットやSNSにより、さらに深刻で過酷な状況へといかに若者を陥らせているのかを繊細かつリアルに映し出す。監督は「ミラノ愛に生きる」「あしたのパスタはアルデンテ」の脚本を務めたイヴァン・コトロネーオ。アメリカで実際に起きた殺人事件に衝撃を受け、自ら小説を執筆し、共同で脚本を手がけ監督も務めた。撮影は「グレートビューティー 追憶のローマ」の名カメラマン、ルカ・ビガッツィ。
イタリア北部・ウーディネ。個性的なロレンツォは、愛情深い里親に引き取られ、トリノからこの町にやって来るが、奇抜な服装で瞬く間に学校で浮いた存在に。ロレンツォは、ある噂から“尻軽女”とのそしりを受ける少女ブルーと、バスケは上手いが“トロい”とバカにされるアントニオと友情を育んでいく。自分たちを阻害する生徒らに復讐を試みるが、それを機に少しずつ歯車が狂い始める。
「最初で最後のキス」は、6月2日から新宿シネマカリテほか全国順次公開。
(C)2016 Indigo Film - Titanus
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