「レディ・プレイヤー1」“遺言”映像公開!宝探しを制した者に与えられるのは?
2018年3月13日 10:00
[映画.com ニュース] アイアン・ジャイアントやRX-78 ガンダムなど、世界中の人気キャラクターが続々と登場するスティーブン・スピルバーグ監督作「レディ・プレイヤー1」の特別映像が、公開された。ゲーム内の重要キャラクターが、世界に向けて発信したメッセージが明かされる内容となる。
アーネスト・クライン氏によるSF小説「ゲームウォーズ」を原作に、世界中の人々がアクセスするVRワールド“OASIS”で繰り広げられる冒険を描く。2045年、米オハイオ州コロンバス。孤独な青年ウェイド・ワッツ(タイ・シェリダン)が、OASISに仕掛けられた“3つの謎”を解き明かし、全人類が参加する“宝探し”を制するため、壮大なアドベンチャーに挑む。
OASISの創始者ジェームズ・ハリデー(マーク・ライランス)が遺言として宝探しを提案し、達成した者に遺産の譲渡とOASISの管理権を与えると発表したことから、全世界でユーザーたちによる宝探しが勃発。映像では、あらゆる人々がさまざまなツールでハリデーのメッセージを受け取り、第1の謎が隠されているというカーレースに殺到するさまがダイナミックに描かれている。ハリデーのメッセージが見る者の高揚感をあおると共に、VRが日常の一部となった本作の世界観を端的に示した内容にもなっている。
スピルバーグ監督は、「私がなぜこのストーリーを伝えたかったか?というと、この映画の中で、すぐ近い未来において、バーチャル・リアリティが人々にもう1つの人生を与えたからなんだ」と語る。「その世界では、どんな夢もかなう。それはとても素晴らしいことだ。最先端のVRスーツは現実の世界と変わらない感覚を与えてくれる。この映画の中では現実とバーチャルの行き来というものがほぼ消滅するんだよ。これが、私がこの映画に参加したくなった動機の1つさ」。
「レディ・プレイヤー1」は、4月20日から全国で公開。