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“娼夫”松坂桃李と女たちが激しく絡み合う 「娼年」濡れ場が彩る予告編公開

2018年3月9日 08:00

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話題を呼び起こした舞台を映画化
話題を呼び起こした舞台を映画化
(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会

[映画.com ニュース] 第126回直木賞候補となった石田衣良氏の小説を松坂桃李主演、三浦大輔監督で2016年の舞台に続き映画化した「娼年」の予告編が公開された。

無気力な毎日を送っていた大学生・森中領(松坂)は、女性専用コールクラブのオーナー、御堂静香(真飛聖)に見い出され、“娼夫リョウ”として働くことに。領はさまざまな“客”と接するうち、女性1人ひとりの中に隠されている欲望の本質に気づき、自らの心も解放させていく。

予告編では「女なんてつまんないよ」「セックスなんて、手順が決まった面倒な運動です」と厭世(えんせい)感を漂わせる領が、「欲望の数は無限にあるわ」という静香に導かれ、“娼夫”の世界に足を踏み入れるさまが陰影を意識した映像と共に描かれる。

領を取り巻く女性たちも描かれており、客のヒロミ(大谷麻衣)が「人を待つのってすごくじれったいでしょ? そのじれったいのが好き」と誘惑するさま、イツキ(馬渕英里何)が「あれが生まれて始めてのエクスタシーだった……。もうダメ、ここでしていい?」と絶叫する姿、泉川夫妻(佐々木心音西岡徳馬)が「うちの人、私が乱暴にされるのを見ると喜ぶようなんです」と性癖を暴露する様子など、アブノーマルなシーンが連続。領と女たちの激しい濡れ場も挿入され、松坂や女優陣の体当たりの演技を確認できる。

友人から疎まれながらも“娼夫”の仕事に安らぎを見いだした領が、人生に喜びを見つけ「欲望の秘密は、その人の傷ついているところや、弱いところにひっそりと息づいている」と独白するシーンも収められ、領の成長物語としての側面も感じさせる。

娼年」は、上記キャストに加え、冨手麻妙猪塚健太桜井ユキ小柳友荻野友里階戸瑠李江波杏子らが脇を固める。4月6日から全国公開。R18+(18歳未満入場不可)指定。

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