山田杏奈、初主演映画の殺りくシーンで「まあ、いっか」と監督絶賛の熱演
2018年3月8日 21:00
山田は「ちゃおガール2011☆オーディション」でグランプリを獲得し、16年に「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」で映画初出演。昨年から今年にかけては「あゝ、荒野」など話題の映画に相次いで出演し、着実にキャリアを積み重ねてきた。
待望の初主演作は、「グロテスクなものが好きで、中学時代に友達に薦められて読んでいた。後味が悪かった」という、押切蓮介氏の人気コミックの映画化。壮絶ないじめの果てに両親を焼き殺され、同級生への復しゅうに執念を燃やす女子中学生という役どころに「初主演はもっと先のことで、その時はもっとキラキラしたお話だと思っていたら真逆だった」と苦笑いだ。
ロケもほぼ雪中という過酷なものだったが、内藤瑛亮監督は「殴り殺すアクションがいい。何の迷いもなく、すごい勢いでボッコボコにしていた。僕も殺されるなら、あんな風に殺されたい」と太鼓判。山田は「人格が疑われそう」と渋面をつくったが、「鉄パイプを振り下ろされる人の背中に板みたいなものが入っていたので、まあ、いっかと思って思い切りやりました。楽しかった」とさらりと言ってのけた。
そして、「完成した作品を見たら、今の私らしい、大切な作品になりました」と満足げ。完成を祝い、押切氏から描き下ろしのイラスト、タテタカコからは主題歌「道程」の生演奏がプレゼントされ、「(イラストは)この色遣いがいいんですよ。歌も撮影中、ずっと聴いていたので撮影を思い出しました。感動しました」と声を詰まらせた。
共演の清水尋也は、「原作を読んだ時に全体的にはラブストーリーだと思い、バイオレンスの根底にあるのは愛情だということを忘れずに演じた」とコメント。映画初出演で、金髪に染めいじめ役を熱演した大谷凛香は「金髪という形から入ることで、不安のストッパーがひとつ取れた。監督と杏奈ちゃんら皆に支えられて一緒に(役を)つくってもらえた」と感謝していた。
「ミスミソウ」は、4月7日から全国で公開される。
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