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ストリープVSハンクス、圧巻演技バトル!「ペンタゴン・ペーパーズ」信念ぶつかる本編映像

2018年3月8日 15:00

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スピルバーグの手腕もさえる
スピルバーグの手腕もさえる
(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督がメガホンをとり、メリル・ストリープトム・ハンクスが初共演した「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」の本編映像が、公開された。ストリープとハンクスが演技合戦を繰り広げる重要シーンとなる。

1971年のアメリカ。アメリカ初の女性新聞発行人であるワシントン・ポスト紙のキャサリン・グラハム(ストリープ)と編集主幹ベン・ブラッドリー(ハンクス)らが、国防総省がベトナム戦争に関する分析を記録した最高機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を知り、社運と記者生命をかけて真実を世に発表しようとする。

映像では、キャサリンがある“選択”を迫られるシーンが切り取られている。とある筋からペンタゴン・ペーパーズの完全な写しを入手する手はずを整えたベンは、キャサリンの元へ急行。先んじてスクープを行ったニューヨーク・タイムズは政府から圧力をかけられて差し止めさせられており、キャサリンは「(文書を)手に入れたら、私の立場はどうなる?」とうろたえる。株式公開が控えており、さらにスクープすることで社員の人生を危険にさらすことになりかねないからだ。

対して、ベンは「危険は承知だ」と告げ、キャサリンから掲載許可を得ようと畳み掛ける。会社を守ろうとするキャサリンと、ジャーナリストとしての責任を全うしようとするベン、2人の信念がぶつかり合う重要な局面となる。円熟味あふれる演技対決を繰り広げたストリープとハンクスは、「トム(・ハンクス)がハリウッドきってのナイスガイとして知られていることは有名よ。そして、実際にすごくいい人なの。でもそれだけでなく、ずば抜けて頭がいい人でもある。周りの人間に“もっと、もっと”と要求するベンの性格は、トムにも共通する部分だと思う」(ストリープ)、「メリル(・ストリープ)が素晴らしいのは、どんな演技をしても必ず反応してくるところで、しかも事前に決めたことではなく即興なんだ。彼女は共演者を決められた演技に誘導するのではなく、最高の演技をその場で一緒に引き出そうとする。素晴らしい現場だった」(ハンクス)と互いをたたえている。

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」は、3月30日から全国公開。

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