2人でオスカー候補!「チャーチル」G・オールドマン、“心友”辻一弘を語る映像到着
2018年3月4日 10:00
[映画.com ニュース] ゲイリー・オールドマンが、元英国首相のウィンストン・チャーチルを演じた「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」について語ったインタビュー映像が、公開された。
第90回アカデミー賞で、作品賞・主演男優賞ほか6部門にノミネートされた話題作。舞台は、1940年、第2次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍がフランス・ダンケルクの海岸で窮地に追い込まれるなか、英国首相に就任したばかりのウィンストン・チャーチル(オールドマン)は、ヒトラーに屈するのか、戦うのか、究極の選択を迫られる。
「いい脚本だし、監督はジョー・ライトだ。心地よく演じられると思ったよ。チャーチルという役をね。すべての要素が私にとって最高だったから、崖から飛び降りるつもりで、オファーを引き受けた」と語るオールドマンは、「私はこれまでの現場で、ある優れた特殊メイクアーティストと知り合う機会があった。彼の名前は辻一弘だ。それで映画の仕事をやめて彫刻家に変身した彼に連絡した。幸運にも彼のスケジュールが空いていて、彼自身も興味を持ってくれた。私をチャーチルに似せる挑戦にね。チャーチルの肉体的な本質を捉えるという挑戦だ」と本作でオスカー候補に選出された辻氏への信頼を、情熱たっぷりに語っている。
役作りの段階で「チャーチルについて、知って驚いたことがある」といい、「彼が聡明で知的な政治家であったのは明白だよね。でもそれだけではなかったんだ。65歳という年齢でありながら、体力が全く衰えてなかった。気力にも満ちあふれていて、まさに天才と呼ぶべき存在だったんだ。それにチャーチルはイタズラ好きな男でもあった。時々滑稽(こっけい)な目つきをしたりしてね。リサーチするまでは、彼のそんな一面を知らなかったよ。役作りを通して知った、意外な事実だった」と明かす。
具体的な数字を挙げてチャーチルの多彩さを称賛したオールドマンは、「チャーチルは英国の最も偉大な政治家で、当時強大な力を持っていた、奇怪な独裁政治に1人で立ち向かったんだ。世界が最も恐れていた相手さ。チャーチルほど勇敢な人物はいないよ。本作は私にとって挑戦だった。肉体的にかなり苦労したからね。でも自由に仕事ができたよ」と充実感を表している。
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」は、3月30日から全国公開。
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