松井玲奈「ガンガン攻めたい」「体はいくらでも張る」ドSキャラに意欲満々

松井の映画初主演作「gift」を手がけた宮岡太郎監督がメガホンをとった本作は、人生に絶望した女性（松井）が、あるセラピスト（新川）との出会いを機に、自分らしさや“人生の輝き”を取り戻していく様を描いた。

森谷氏は、開始直後に「昨年に続き、今年も女優・松井玲奈を掘り下げます！」と宣言。本作やドラマ「100万円の女たち」を例にあげ、「受け身の役と攻めの役、松井玲奈はどちらが得意なんだ」という疑問を抱いていることを明かすと、松井は「森谷さんはどちら見たいですか？」と興味津々の様子で質問を投げかける。森谷氏が、「イメージは受け身的な役だけど、そうなるとプロデューサーとしては逆をやらせたいというスイッチが入っちゃう。バリバリSっ気の強い松井玲奈が見たい！」と身を乗り出すと、松井は「Sっぽい役はやったことがないですが、私もそういうのは大好きです」とノリノリで応じる。

客席のファンが歓声をあげるなか、さらに松井は「ガンガン攻めたいです！」と“Sキャラ願望”があることを強調し、「アクションにも興味があるので、戦ったり動いたりする役をやりたい。自分のイメージと違う役をやって、新しい扉を開いていけたらいいな。いろんな印象の自分が、多くの方に届いたら嬉しいなと思ってやっています」とアピール。森谷氏が「攻め攻めの松井玲奈が見たい」と熱く語ると、「一緒にお仕事しましょう！　体はいくらでも張るので。根性はあるので。根性しかないので」と意気込んでいた。

女優魂をのぞかせる松井。本作では「ダサい見た目」を追求したそうで「出る作品ごとに髪型や見た目をイメージします。『めがみさま』に入る前に『笑う招き猫』という作品を撮っていたので、金髪で髪を短くして、前髪もザクザクに切っていた。それが終わったので、（本作出演時は）金髪を海苔みたいに真っ黒にした。そこにエクステをつけて、ザクザクの前髪というのが絶妙にダサくて（笑）」と振り返る。森谷氏が「（劇中で松井が履いている）チノパンも絶妙だった。みごとにダサかった！（笑）」と指摘すると、「それは誉め言葉です（笑）。そこを目指しました」と喜んでいた。

「ええじゃないか とよはし映画祭2018」は、3月4日まで開催。