ストーカーと片思いの境界線は? 松井玲奈、加藤雅也の“片思いの定義”に爆笑
2018年3月3日 16:50

[映画.com ニュース] 「片思い」がテーマの短編を集めたオムニバス映画「全員、片想い」が3月3日、愛知県で開催中の「ええじゃないか とよはし映画祭2018」で上映された。収録作「僕のサボテン」のメガホンをとった永田琴監督、「ラジオパーソナリティー」主演の加藤雅也、本映画祭アンバサダーの松井玲奈が穂の国とよはし芸術劇場PLATでトークショーを行った。
加藤がDJを務めるFMヨコハマのラジオ番組「BANG!BANG!BANG!」と小説投稿サイト「E★エブリスタ」の共同企画として製作された本作は、全8作の短編で構成。伊藤沙莉、中川大志、森絵梨佳、桜田通、広瀬アリス、斎藤工、知英、新川優愛、志尊淳、清水富美加、千葉雄大、橋本マナミ、横浜流星、加藤の14人が主演を務め、さまざまな形の“片思い”をつづった。
本作の感想を問われた松井は、「(登場人物が)みんな片思いをしているから、恋が実るものも、実らないものもあったりする。すれ違いが切なくて、キュンとしながら見ていました」と告白。これに対し加藤は、本作を製作するうえで「ひとつルーツがあった」と話し、「(好きな)相手に対して、自分の気持ちを言葉にしてはいけないということになっていた。全部のエピソードがそうなっているんです」と説明する。そのうえで、「だからストーカーと片思いの境界線はどこにあるかというと“(思いを直接)伝えない』”ということです」と独自の定義を展開すると、場内は大爆笑だった。
その後も、“アイデアマン”加藤は「いろんな企画があっていいと思う」と、さまざまな映画の企画を提案する。企画題材として本映画祭を例にあげ、「とよはし映画祭だったら、豊橋で撮ることが前提。映画を見れば豊橋のことがわかるように。豊橋の有名な場所で撮影をすることを条件すれば、見た人が豊橋のいろんな場所を知ることが出来る」。企画が実現すれば、映画のロケ地をめぐる「聖地巡礼ブーム」も期待できると熱弁をふるったが、「そうすればあの作品みたいに……なんだっけアニメでヒットした作品」とトークを中断。松井が「『君の名は。』?」とフォローを入れると、「そうそう! あれみたいに、ロケ地のツアーができたり。それで人が集まればいいと思う」と話を再開。大ヒット作の名前を忘れる天然ぶりに、再び笑いが沸き起こっていた。
また「豊橋で作りたい映画」を聞かれた松井も、「うだつのあがらない高校生の話があったらいいなと思います」とアイデアをひねり出した。加藤が「それだと豊橋の人がうだつが上がらないみたい」と指摘すると、「違います! そういうことじゃないです!」と全力で否定していた。「ええじゃないか とよはし映画祭2018」は、3月4日まで開催。
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