「しあわせの絵の具」サリー・ホーキンス、イーサン・ホークの熱演に刺激「私はすごく幸運」
2018年3月1日 12:00

[映画.com ニュース] 「シェイプ・オブ・ウォーター」でオスカー候補に選出されたサリー・ホーキンスが、カナダの実在の画家に扮した「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」について語ったインタビュー映像が、公開された。
カナダの自然や動物たちを愛らしく描き、オークションでは作品が500万円以上の高値で落札されているカナダの人気画家モード・ルイスの人生をつづる本作。映画は、絵と自由を愛した画家モード(ホーキンス)の人生を、最愛の夫エベレット(イーサン・ホーク)との絆を軸に描く。
「パディントン」シリーズや「ブルージャスミン」で知られるホーキンスは、英BBCのドラマ「荊の城」を手がけたアシュリング・ウォルシュ監督と本作で再タッグ。「アシュリングは最高の友達よ。本当に偉大な映画監督だと思う。芸術家なの。『荊の城』で仕事をして以来また一緒にやりたくて、彼女が関係している作品ならなんでも参加しようと決めてた」と厚い信頼を寄せる。「彼女は自分の作品に心の底から愛情を注ぐの。それに強い信頼関係を築いてくれる。仕事を任せてくれて道を空けてくれる。息苦しくないようにね。多くの監督は、そんなふうに自由に演じさせてくれないわ」。
「モードのすべてにひかれて役を引き受けた」と役柄についても言及し、「アシュリングから、写真が送られてきたの。65歳くらいのころのモードが窓辺に座っている写真よ。彼女の素晴らしい手と作品を見たら台本を読むまでもなかった。彼女のことを知り、いろんな発見をすればするほど、この役をやらないのは、愚かだと思ったの」とモード自身に魅了されたそう。「(モードとエベレットの)2人は断熱材のない小さな家で、厳しい冬の寒さをうまくやり過ごしていた。彼らは常に前を向いて物事と戦っていたの。その精神があるからこそ、人生を肯定することができる。モードは、あの時代に障害や困難を乗り越え力強く生き抜いた。だから私たちも何だってできる」と訴えた。
本作では演技派ホークと初共演とは思えない見事な演技の“合奏”を披露しているが、「イーサンのような共演者の前では実力を最大限に出そうと思う。エベレットを演じられるのは彼しかいないわ。人は周りの人と同レベルにしかなれない。私はすごく幸運ね」と武骨な漁師に扮したホークの演技に刺激を受けたと語っている。
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」は、3月3日から全国公開。
(C)2016 Small Shack Productions Inc. / Painted House Films Inc. / Parallel Films (Maudie) Ltd.
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