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入野自由&梶裕貴、岡田麿里の初監督アニメ公開を祝福「ありがとう、おめでとう」

2018年2月24日 12:30

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「ありがとう、おめでとう」
「ありがとう、おめでとう」

[映画.com ニュース] 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の脚本で知られる岡田麿里が初監督を務めたアニメ映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」が2月24日、全国76スクリーンで公開初日を迎え、岡田監督をはじめ声優の石見舞菜香入野自由梶裕貴らが東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席した。

映画は、10代半ばで外見の成長が止まるイオルフ族の少女・マキア(石見)と、ひとりぼっちの人間・エリアル(入野)の、かけがえのない時間をめぐる物語。岡田監督は「企画が始まって5年。なかなか企画が通らず、制作に入ってから3年、皆様に見ていただくために皆で頑張ってきました。今は嬉しい気持ちと、緊張とでいっぱいです」と感無量の面持ちを浮かべ、「アニメ制作は“日々”を織るようなもの。スタッフ・キャスト、関係するすべての皆のおかげで、ひとつの作品が織り上がりました。そして皆様に見ていただくことで完成したんだと、幸せを感じています」と晴れやかに感謝を伝えた。

そんな岡田監督を、声優陣も祝福。「あの花」で宿海仁太役だった入野は、「監督とはいつかまたご一緒したい、と思っていた時に、こんな素敵な作品で。完成を楽しみにしていましたし、素直にものすごく嬉しい」と笑顔を見せ、「台本を頂いて読んだら、ものすごく感動し、その場で麿里さんに『めっちゃ感動しました。絶対に素敵な作品になりますね』とメールをしました。ありがとう、という気持ちと、おめでとう、という気持ちでいっぱいです」と思いを込めた。

さらに梶も、「僕も(過去に)岡田さんの脚本作品に出演させていただきましたが、毎回役者として楽しいものばかり。感謝の意味を込めて、初監督作をお手伝いできてとても嬉しかったし、楽しかった」としたうえで、「(声優陣が)皆、涙をこぼしながら収録したのを覚えています。その感動を多くの方にご覧いただけているのが嬉しい」と話す。また、劇場版作品に初参加した石見は「読み合わせが2016年ごろ。事務所に入ってすぐのタイミングだったので、現場に立つ経験が本当になくて、本当に不安だったんです」と吐露しながらも、「たくさんの尊敬する先輩に支えていただきながら、マキアに向き合っていけたと思います」と充実感をにじませていた。

なおこの日は、主題歌を担当したrionosと、アニメーション制作を担ったP.A.WORKSの社長でプロデューサーの堀川憲司氏も出席した。

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