美術界のハイスペ男性に降りかかる困難 カンヌ最高賞の風刺映画「ザ・スクエア」予告
2018年2月19日 12:00

[映画.com ニュース] 「フレンチアルプスで起きたこと」で注目されたスウェーデンのリューベン・オストルンド監督が、2017年・第70回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した「ザ・スクエア 思いやりの聖域」の予告編が公開された。
アート界で成功を収めた男性がさまざまなトラブルに見舞われる様子をエレガントかつ痛烈な笑いを込めて描き、他社への無関心や欺瞞、階層間の断絶といった現代社会の問題を浮き彫りにする。
このほど公開された予告編は、敏腕キュレーターのクリスティアンが、世の中をより良くすることが狙いの展示作品「ザ・スクエア」を解説するところからスタート。人助けをした隙にスマートフォンと財布を盗まれ、さらには「ザ・スクエア」の宣伝動画が大きな炎上を巻き起こしてしまうなど、クリスティアンにいくつもの困難が降りかかる様が切り取られている。
「ザ・スクエア 思いやりの聖域」は4月28日から、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、立川シネマシティほか全国順次公開。
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