山崎育三郎、4年ぶり「モーツァルト!」で“最年長”の自覚「裸になれる稽古場に」
2018年2月15日 15:15
2010、14年に続き主人公のヴォルフガング・モーツァルトを演じる山崎は、「初演の初日に緊張で足が震え、スタッフの方に背中を思い切り叩かれて舞台に出たのを思い出した」と苦笑い。今回は主要キャストでは最年長になり、「どの現場でも最年少だったので、まだ慣れないけれど、ゼロからつくり上げる気持ちで、先輩後輩もなく皆が開放できて裸になれるような稽古場の空気をつくっていきたい」と座長としての決意をにじませた。
後輩の古川とはプライベートでも親交があるが、「ご飯に読んでも、あまり来てくれない」とチクリ。それでも、「何年か前にヴォルフガング役がくると本人に言っていた。決まって、やっぱりと思った。ストイックで、舞台に立つと華がある」と期待した。
対する古川も、「育くん(山崎)の舞台を見て圧倒され、目標にしていた。こんなに早くチャンスがいただけるとは」と感慨深げ。「楽曲が多く、すべてが難しいが、今できるすべてを注いでがむしゃらにやっていきたい」と抱負を述べた。
モーツァルトの妻コンスタンツェは平野綾、「乃木坂46」の生田絵梨花、木下晴香のトリプルキャスト。生田は、映画「アマデウス」を見て研究したそうで「悪妻と言われているけれど、かわいらしい方で斬新に感じた。愛らしい部分を見つけながら、自分にしかできないコンスタンツェが演じられるよう精いっぱい努めていきたい」と意欲を見せた。
2002年の初演以来、上演回数が500回を超える人気ミュージカルだが、今回はセットや演出が一新されるという。山崎は、「今はミュージカル・ブームだと思っている。幅広い方に共感していただけるし、これだけのスターが集まったミュージカルはほかにない。2018年は『モーツァルト!』の年にしたい」と高らかに宣言した。
ミュージカル「モーツァルト!」は5月26日~6月28日、東京・帝国劇場で上演。7月に大阪、8月に名古屋公演も行われる。
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