世界3大映画祭を制した名匠ファティ・アキン監督、「女は二度決断する」携え来日決定
2018年2月13日 18:00

[映画.com ニュース]カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭で受賞歴を誇るドイツの名匠ファティ・アキンが、最新監督作「女は二度決断する」を携えて3月下旬に来日することがわかった。同じく来日する出演者のデニス・モシットーと共に、イベントへの登壇も予定されている。
「イングロリアス・バスターズ」「ミスター・ノーバディ」のダイアン・クルーガーを主演に迎え、第70回カンヌ国際映画祭で女優賞、第75回ゴールデングローブ賞では外国語映画賞受賞に輝いた本作。突然の悲劇でトルコ人の夫と幼い息子を奪われた女性が、絶望のなかで下す決断を描く。トルコからの移民を両親に持つアキン監督が、ドイツの極右テロ組織・国家社会主義地下組織(NSU)が2000~07年に起こした人種差別テロ事件に着想を得て製作した。アキン監督作品の常連俳優であるモシットーは、ヒロインのカティヤ(クルーガー)の旧知の友である弁護士ダニーロを演じている。
アキン監督の来日は、「ソウル・キッチン」以来約8年ぶり。「愛より強く」「そして、私たちは愛に帰る」「消えた声が、その名を呼ぶ」といった重厚な作品で知られるが、近年ではベストセラー小説を映画化した「50年後のボクたちは」など、軽快な青春ドラマも手がけている。
「女は二度決断する」は、4月14日から全国公開。
(C)2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production, corazon international GmbH & Co. KG, Warner Bros. Entertainment GmbH
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