娘をオリンピック選手に!インド発大ヒットスポ根映画「ダンガル」予告編公開
2018年2月8日 18:00
[映画.com ニュース] 「きっと、うまくいく」「PK」などで知られるインド映画界のスター、アーミル・カーンの最新主演作「ダンガル きっと、つよくなる」の予告編が、公開された。
全世界興行収入340億円を突破し、インド映画の世界興収第1位を記録した実話ベースの大ヒット作。中国では、「君の名は。」の興収96億を抜き、興収200億円を突破したほか、香港でもインド映画の歴代興収第1位を記録した。生活のためにレスリング選手の夢をあきらめたマハヴィル(カーン)が、息子に夢を託そうとするも、生まれてきたのは娘ばかり。だが、長女と次女の非凡な格闘センスに気づいたマハヴィルは、修行を開始。娘たちは反発しながらも、才能を開花させていく。
予告編では、夢をあきらめて落胆していたマハヴィルが、娘たちの才能に目を見張り、熱血コーチと化すさまがユーモラスに切り取られている。長女のギータと次女のバビータに猛特訓を課すも、「この服(サリー)じゃ走れない」「泥のせいで髪がボロボロに」と反発ばかり。野望に取り付かれたマハヴィルは娘たちの髪を短く刈り上げ、「あんな父親いらない」と距離を置かれてしまう。
だが、友人の言葉に奮起したギータとバビータは「こうなったら徹底的にやろう」と父の熱血指導に食らいつき、レスリング選手として覚醒していく。予告編には、ロンドンオリンピックの様子も挿入されており、親子の奮闘記がどのような結末を迎えるのか、期待を抱かせる仕上がりとなっている。インドの国民的スターであるカーンが無骨な父親を熱演し、鍛え上げられた肉体も披露している。
「ダンガル きっと、つよくなる」は、4月6日から全国公開。