渡辺直美、ディズニー/ピクサー声優初挑戦!「リメンバー・ミー」で実在の芸術家フリーダ・カーロ役
2018年2月7日 04:00

[映画.com ニュース] 人気お笑い芸人の渡辺直美が、ディズニー/ピクサーの新作「リメンバー・ミー」の日本語吹き替え版声優を務めていることがわかった。同スタジオ作品の声優に初挑戦し、実在した芸術家フリーダ・カーロに声を注ぎ込む。
「モンスターズ・インク」「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチ監督が、1年に1度だけ他界した家族に会えるメキシコの祝日“死者の日”を題材に紡いだ、笑いと感動のミステリーアドベンチャー。一族のおきてで大好きな音楽を禁止されたギター少年ミゲルが、憧れの伝説的ミュージシャン、デラクルスの霊廟に飾られていたギターを手にしたことをきっかけに、まるでテーマパークのように楽しく美しい死者の国へと迷いこみ、冒険するさまを描く。
「Instagramの女王」「日本女性に対する固定観念を破壊する存在」などと称される渡辺は、ミゲルが死者の国で出会うフリーダ役。1907~54年に実在し、メキシコの紙幣にも描かれた国民的アーティストだ。声優参加について「ディズニー/ピクサー作品を全部見ているので、すごく嬉しかったです!」と喜びを明かした。
さらに、映画のテーマとも共鳴したそうで、「芸人になりたいというのは、ずっと子どもの頃からの夢でした。でも(家族には)すごく反対されました」と振り返る。「売れる人は一握りなんだから、おまえはなれないと、最初からすごく否定されて。悔しい気持ちもあり、頑張って親に良いところを見せたいとか、親戚に喜んでもらいたいと思ってやってこられた」と説明し、「むしろ反対された方が自分のためには良かったのかなと思います。今は家族も応援してくれていて、家族に自分の頑張っている姿や夢をかなえている姿を見せられて、本当に良かったなと思いました」と思いを馳せた。
映画のカラフルな世界観については、「色彩がきれい過ぎてびっくりしました。色の組み合わせや死者の国の輝き方とか、色合いがすごく可愛くて素敵でした」と絶賛。自身の役どころに対して「女性でフリーダに憧れている方は多いですよね。携帯の待ち受けにしていたり、グッズもたくさん出ていたり。今、メキシコの可愛い色合いがとても流行っているので、今のこの時代に作品がすごくぴったりだと思いました」と語り、「フリーダの服装が可愛かったので、そういう感じのファッションが2018年夏に増えそう!」と予想した。
また、渡辺が声をあてた本編映像も披露。フリーダがミゲル&愛犬・ダンテと出会い、アレブリヘと呼ばれるカラフルな精霊を説明するひと幕をとらえている。「リメンバー・ミー」は、ほか石橋陽彩、藤木直人、松雪泰子、橋本さとし、横山だいすけが吹き替え声優として参加。3月16日から全国で公開される。
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