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こんな新入生歓迎会は嫌だ…カンヌ受賞「RAW」、本編映像独占入手

2018年1月31日 15:00

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生肉の味を知ったベジタリアンの 少女が変貌を遂げていく
生肉の味を知ったベジタリアンの 少女が変貌を遂げていく
(C) 2016 Petit Film, Rouge International, FraKas Productions. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース] 第69回カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞に輝き、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では90%(1月30日時点)を記録した「RAW 少女のめざめ」の本編映像を、映画.comが独占入手した。

第41回トロント国際映画祭、第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか多数の映画祭で賞に輝き、2017年6月に行われたフランス映画祭2017ではチケットが完売になるなど映画ファンの関心を集めた本作。厳格なベジタリアンの獣医一家に育ち、家族と同じ獣医学校に入学した16歳のジュスティーヌ(ガランス・マリリエール)。寮生活を送り始めたジュスティーヌは、新入生の通過儀礼として生肉を食べることを強要されてしまう。学校になじむために家族のおきてを破り生肉を食べたジュスティーヌだったが、その日を境に隠されていた本性があらわになり、変貌を遂げていく。

本編映像では、ジュスティーヌたち新入生が、先輩たちから手荒い歓迎を受けるさまが切り取られている。隊列を組んで行進する上級生を眺めていたジュスティーヌたちだったが、突然後ろから大量の血をかけられ、新入生はパニックに。上級生からは、「素晴らしき学部にようこそ。立派な獣医になれるうえ、先輩たちと永遠の絆を結べる。だが、その前に学ばなくてはならない。先輩の命令に従い、良き新入生になることを」ともっともらしいスピーチが語られ、その後の波乱の展開を予感させる。

鮮血が降り注ぐシーンがスローモーションで描かれるなど、俊英ジュリア・デュクルノー監督の並外れた映像センスを堪能できる内容であると共に、不安げな表情を見せているジュスティーヌが、今後生肉を口にすることでどのように変化していくのか、期待が高まる内容だ。

RAW 少女のめざめ」は、2月2日から全国公開。

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