クリスチャン・ベール「THE PROMISE」に出演即決した理由は“共感”
2018年1月29日 16:30

[映画.com ニュース] 「ザ・ファイター」のオスカー俳優クリスチャン・ベールが、「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョージ監督と組んだ「THE PROMISE 君への誓い」について語った。
約150万人が犠牲になったといわれるオスマン帝国によるアルメリア人大量虐殺にスポットを当てたヒューマンドラマ。アルメニア人医学生のミカエル(オスカー・アイザック)、アメリカ人ジャーナリストのクリス(ベール)らの目を通して、虐殺の壮絶な真実をあぶりだす。「ザ・ウォーク」のシャルロット・ルボンがクリスの恋人でミカエルともひかれ合うヒロイン、アナに扮している。
オファーを受け、出演を即決したというベール。映画を通し、隠された歴史にスポットを当てるという監督の意気込みに共鳴したそうで、「監督には最初から、伝統的な映画を作りたいというビジョンがあったんだ。そして、皆に見てもらえるように、グロテスクな暴力を描くことなく、人間の希望と立ち直る力を伝える人間ドラマを描いた。直接目撃をしていなくても、その痛みはスクリーンを通して感じることができる」とジョージ監督の手腕をたたえる。続けて、「歴史から学ばなければ(このような悲劇は)何度でも起こるだろう。2度と起こらないように、私たちは忘れてはならない。観客は今作に衝撃を受けるだろう。感動し、胸に迫り、今まで考えもしなかったことを考えるはずだ。新たな体験だよ」と作品に託した思いを熱く語った。
ジョージ監督は、「クリスチャン・ベールが最初にサインした俳優でした。脚本を送ると、彼が物語に共感し、改革派のジャーナリストであるクリスをぜひ演じたいと思ってくれたからです。クリスチャンの役作りは、膨大なリサーチをすることで有名です。彼は、第一次世界大戦中のジャーナリズムの発展、特に東部戦線からの報道について詳しく調べていました。彼ほどプロフェッショナルで仕事をしやすい俳優はなかなかいません。機会があればまたぜひ一緒に仕事をしたい」と、役柄ごとに肉体を変化させるほどのめり込むことで知られるベールに最大限の賛辞を送っている。
「THE PROMISE 君への誓い」は、2月3日から全国公開。
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