福士蒼汰「曇天に笑う」撮影で重症… 骨にヒビ入るも「動きに問題なかった」
2018年1月29日 15:30

[映画.com ニュース] 唐々煙氏による人気漫画を実写映画化した「曇天に笑う」の完成披露プレミアイベントが1月29日、東京・港区の増上寺で行われ、主演の福士蒼汰をはじめ共演の中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、メガホンをとった本広克行監督が出席した。この日は「1日限りの曇天祭り」と銘打たれており、和装姿の福士らが、山車に乗って賑やかに登場。おひねりも配って回り、寒空のもと集った観客約900人を喜ばせた。
主役である曇天三兄弟の長男・曇天火役の福士は、今作で鉄扇と下駄を用いたアクションに挑戦。「カリという武術を習っているので、それを鉄扇に生かしました。下駄も大変でしたが、試行錯誤しながら挑みました」と説明し、「大きなケガはなかったと思います。生傷はありましたが、安全にできた」と明かす。しかし、本広監督は「(骨に)ヒビ、入らなかった? かなり重症でしたよ」と心配顔。これを受け、福士は「ご迷惑をおかけしたこともありました」と頭を下げつつ、「動き的には問題なかったです」と述べるにとどめた。なお関係者によると、福士は下駄を履いたノースタントアクションの最中、足の小指の骨にケガを負ったが、自然治癒で回復したため撮影に影響はなかったそうだ。
物語の舞台は、明治維新後の滋賀・大津。300年ごとによみがえる大蛇(オロチ)を封印するために立ち上がった曇天三兄弟、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(ヤマイヌ)、大蛇を利用し政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族の三つ巴の戦いを描いた。
男だらけの撮影現場は和気あいあいとしていたそうで、曇天三兄弟の次男・空丸役の中山は「福士さんは身長大きいし、イケメンだし、僕は男兄弟いないですが、兄貴! という感じでした。弟(宙太郎役の若山)も人懐っこかった」と述懐。福士が「弟たちによって、兄弟になれました」と絆をのぞかせ、「今作のヒロインは優馬だと思っています」と語れば、中山は「そうよ」と女言葉でおどけながら同調した。
さらに「一番優しかったお兄さんは?」と問われた若山。一同に気を使ってか「誰か1人を選びたいんですが……」と口ごもり、「1人を選ばなきゃいけないんだよ」と急かされると、「(監督の)本広お兄さん。演技についてもそうですし……」と“大人な回答”を絞り出した。これに金城白子役の桐山は「撮影現場では、耀人に頼まれて、一緒にお風呂に入りました。背中を流しあって兄弟の契りを交わしたと思ったのに、選ばれなくて残念」と肩を落とし、観客を笑わせていた。
ちなみに若山は、「テレビで怖いおばけの番組を見てしまい、不安が大きくなってしまったので、よかったら(風呂を)どうですかと」と説明。桐山が「僕の連絡先を知らないから、廊下でうろちょろして待っていて、可愛いなあと思った」と振り返ると、その可愛らしい行動に観客は大いに和んでいた。「曇天に笑う」は、3月21日から全国で公開。
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