ケイシー・アフレック、アカデミー賞プレゼンターを辞退
2018年1月27日 04:00

[映画.com ニュース] オスカー俳優のケイシー・アフレックが、3月4日(現地時間)に開催される第90回アカデミー賞でのプレゼンターを辞退した。主催する映画芸術科学アカデミーの広報担当者が25日、米英メディアに明かした。理由は明らかにされていないが、ハリウッドでセクハラ問題が表面化していることを受けた対応と見られている。
アフレックは、2017年に開催された第89回アカデミー賞で「マンチェスター・バイ・ザ・シー」での演技が評価され、主演男優賞を獲得。同賞では、前年の主演男優賞受賞者が主演女優賞のプレゼンターを務めることが伝統となっているが、アフレックは2010年に2人の女性から性的暴行で訴えられたことが取り沙汰されており、動向に注目が集まっていた。
訴訟内容や和解金額は非公開ですでに示談が成立しているものの、アフレックに対する非難の声が止むことはなかった。17年にアフレックにオスカー像を手渡した女優のブリー・ラーソンは、祝福の抱擁や拍手を拒否し、視聴者からはその毅然とした対応に賞賛の声が上がっていた。
映画芸術科学アカデミーの広報担当者は、「今年のアカデミー賞授賞式と素晴らしい作品たちに集中できるようにという判断に感謝します」と声明を発表している。
第90回アカデミー賞授賞式は、3月4日に米ハリウッドのドルビー・シアターで行われる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント