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エル・ファニング、トランスジェンダー演じた「アバウト・レイ」は「家族の物語」

2018年1月26日 13:30

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身も心も男性として 生きたいと願う主人公を熱演
身も心も男性として 生きたいと願う主人公を熱演
(C) 2015 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] 「リトル・ミス・サンシャイン」の製作陣が再結集した「アバウト・レイ 16歳の決断」で、トランスジェンダーの主人公に扮したエル・ファニングのインタビュー映像が、公開された。

トランスジェンダーのレイ(ファニング)と母マギー(ナオミ・ワッツ)、祖母ドリー(スーザン・サランドン)の人間模様を描く本作。心も体も男性として生きることを望むレイだったが、ホルモン治療を行うためには両親から同意書にサインをもらう必要があると知る。レイの説得を受け、マギーは別れた夫に会いに行くことを決意。レズビアンのドリーも巻き込み、3者が傷つけあいながらも互いと向き合い、やがて家族として再生していくさまが描かれる。

「ティーンというだけでも悩みは絶えない。自分が何者なのか迷ったり、人生の目標を模索したりしてね。レイはさらに悩みを抱えてて、女性の体で生まれてきたものの、男性になりたいと思っているの」と、レイへの共感を語ったファニングは、「大人は10代の子と話すとき、よくこう言うわ。“若いから何もわかってない。重要な決断を下せるはずがない”と。でも彼らも、何が大事かはわかってるのよ」と“若者代表”の意見を述べる。

「本作の、悩みや問題だけに焦点を当てない点が気に入った」と出演理由を明かし、「トランスジェンダーの話ではなく、どちらかというと家族の物語なのよ。コメディの要素もある。客席からは、きっと笑い声が沸き起こるはずよ」と期待を寄せている。

アバウト・レイ 16歳の決断」は、2月3日から全国公開。

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