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イザベル・ユペール、セクハラ問題は「全ての声に耳を傾けるべき」

2018年1月26日 11:05

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イザベル・ユペール
イザベル・ユペール
写真:Shutterstock/アフロ

[映画.com ニュース] フランスを代表する国際派女優イザベル・ユペールが、最新主演作「ハッピーエンド」のプロモーションのため、パリで行われたユニフランス主催のイベントに出席。現地で米ハリウッド・レポーターの取材に応じ、ハリウッドのみならずフランス映画界をも揺るがしている「#MeToo」および「タイムズ・アップ」運動に対する思いを語った。

セクハラ撲滅を訴える#MeToo運動をめぐっては、フランスを代表する大女優カトリーヌ・ドヌーブら同国の女性100人が、過剰な抗議運動を批判する書簡を仏ル・モンド紙に連名で公開。その後、この公開書簡が性的暴行・セクハラ被害者を傷つけたとして、ドヌーブが謝罪を表明したが、今度は伝説的女優ブリジット・バルドーが、「偽善的でバカげている」と#MeToo運動を糾弾し、再び大炎上している。

そんな母国の現状について、「異なる意見が出たからといって、フランス人みんなが#MeToo運動に反対しているわけではないし、熱意余ってどちらか一方が行き過ぎてしまわないよう、賛成派であれ反対派であれ、全ての声に耳を傾けることが大切だと思うの」と語ったユペールはまた、これらの運動が米仏両国の映画業界にポジティブな影響を与えていると断言する。

「今まで声を持たなかった多くの女性たちが、発言の場を与えられるようになったのは、本当に素晴らしいことだと思う。この運動がエンタテインメント業界の枠を越えて、様々な分野に波及し、あらゆる職業の女性たちに地位の改善や向上をもたらすことを願っているわ」と熱く語った。

鬼才ミヒャエル・ハネケ監督と4度目のタッグとなるユペールの最新作「ハッピーエンド」は、2018年3月3日から、角川シネマ有楽町ほか全国公開。

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