桜田ひより「咲」メンバーとの再会に期待! 浜辺美波は“3年目の夏”に意欲十分
2018年1月20日 17:30
[映画.com ニュース] 人気麻雀漫画「咲 Saki」の“阿知賀編”を実写映画化した「咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A」が1月20日、全国40館で封切られ、主演の桜田ひよりのほか、共演の伊藤萌々香、恒松祐里、渡邉幸愛、中山莉子、浜辺美波、志田友美、日比美思、RaMu、岩田華怜、メガホンをとった小沼雄一監督が東京・新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶に出席した。
物語は麻雀の競技人口が1億人を超え、メジャースポーツとなった世界が舞台。浜辺主演の実写第1弾に続く今作は、奈良県代表「阿知賀女子学院」麻雀部の大将を務める高鴨穏乃(桜田)が、親友だったネット最強雀士“のどっち”こと原村和(浅川梨奈)と再戦するため、仲間を集め全国大会に臨む。映画初主演を果たした桜田は、MCの川口智美からお気に入りのキャラを問われると「灼ちゃんが大好きです!」とニッコリ。「励ましや困っていることを“声”だけで伝えてくれる部分が本当に好き」と理由を明かすと、同キャラを演じた中山は「準決勝に向かう穏乃の真剣な表情に心を打たれました。大好きのお返しです!」と切り返していた。
第1作のヒロイン・宮永咲に続き、姉の照を演じた浜辺は「咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A」での舞台挨拶は、この日が初参加。高校1年生で前作、高校2年生で本作に参加したため「(『咲』シリーズは)私にとって青春だと思います。私の夏は、毎年『咲』に捧げてきました」と述べると「18歳になって労働基準法がちょっと緩くなったら、台本も変えてもらって…」と昼夜を問わない撮影への参加に意欲を示した。「もしかしたら1日で撮りきっちゃうかもしれない(笑)。(『咲』に出演する)3年目の夏が加わったらいいなと思える作品になったと思います」と茶目っ気たっぷりに語ると、小沼監督は「大人の事情も考えていただいて…(笑)」と恐縮しきりだった。
「『咲』は初めての経験が多かった」という桜田。「CDデビュー、ミュージックビデオ、ドラマ版への参加、そして初めての主演映画。初めてが詰まった作品になったので、5年、10年が経っても、初心に戻れる映画です。いつか『咲』のメンバーでお仕事ができるように精一杯頑張ります」と話すと、「阿知賀女子学院」の松実玄を演じた恒松は「5年後はひよりちゃんが20歳を超えるので、皆でお酒を飲みにいけるんです。まだ私も未成年なので飲めないんですけど、いつか皆でお酒を交わしながら、ひよりちゃんの20歳を祝えたらいいな」と再会を約束していた。
「白糸台高校」麻雀部の部員・大星淡を演じた志田は「若い頃から麻雀をやることって、なかなかないと思うんですよ。1カ月間、20歳の夏を麻雀に捧げたので、5年後、今の私に『渋いことしてるねぇ!』って言ってあげたい」と語ると、同校の亦野誠子に扮した岩田は「2作目が製作できたことは、とてもありがたいことだと思います。“萌えファンタジー系”のレジェンド的な作品になっていくことを期待しています」と告白。さらに続編の製作が決定したあかつきには「もちろん誠子役として出演もしたいんですけど、雀士として麻雀を教えに行くのも面白いかな」と密かな野望を語っていた。イベントの終盤には、桜田らがサイン入りの麻雀牌を客席に投げ入れるといったひと幕もあり、客席は大盛り上がりだった。
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