「太陽」「エルミタージュ幻想」・・・鬼才ソクーロフ監督の特集上映が3月開催!
2018年1月16日 19:30

[映画.com ニュース] ロシアの鬼才アレクサンドル・ソクーロフ監督の特集上映「ソクーロフを発見する『権力の4部作』+傑作選」が、3月17日から東京・渋谷シアター・イメージフォーラムで開催されることが決定した。ソ連時代から現代ロシアに至るまで、精力的に作品を発表し続けているソクーロフ監督の代表作全14本を上映する。
カンヌ国際映画祭やベネチア国際映画祭などで高評価を受け、世界各地でカルト的ファンを獲得してきたソクーロフ監督。時に一幅の絵画を描くように構成される、まさに総合芸術としての作品の影響は、映画界を超えて文学界・美術界にまで及んでいる。90分間ワンカット、編集なし、本番1日という条件のもとで完成した歴史的絵巻「エルミタージュ幻想」は世界的に大ヒットした。
「権力の4部作」は、ウラジミール・レーニン、アドルフ・ヒトラー、昭和天皇、ファウストをそれぞれモチーフに製作されたもので、一挙上映は初の機会となる。独裁者ヒトラーを“ひとりの男”としてとらえた「モレク神」、レーニンの晩年に焦点を当てた「牡牛座 レーニンの肖像」、神と崇められていた昭和天皇が終戦を期に“人間宣言”するまでの心の葛藤を描く「太陽(2005)」、ドイツの文豪ゲーテの名作を新解釈で映画化した「ファウスト」で構成されている。
傑作選は、デビュー作「孤独な声」のほか、「日陽はしづかに発酵し…」「セカンド・サークル」「ストーン/クリミアの亡霊」「静かなる一頁」「痛ましき無関心」「精神の声<第1話-第5話>」「エルミタージュ幻想」「チェチェンへ アレクサンドラの旅」「フランコフォニア ルーヴルの記憶」をラインナップ。「精神の声<第1話-第5話>」「フランコフォニア ルーヴルの記憶」はデジタル上映し、「権力の4部作」を含むその他の作品は35mmフィルム上映で楽しめる。
特集上映「ソクーロフを発見する『権力の4部作』+傑作選」は、3月17日~4月13日に渋谷シアター・イメージフォーラムで開催。
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