水木一郎やスタッフ陣がマジンガー愛を激白!「劇場版 マジンガーZ」舞台裏映像公開
2018年1月10日 12:00
[映画.com ニュース] 漫画家・永井豪氏が原作を手がけた往年の大ヒットアニメの10年後を描く「劇場版 マジンガーZ INFINITY」の特別映像が、公開された。製作陣のインタビューが収められていると共に、本作が世界初公開されたローマ国際映画祭(2017年10月開催)での熱狂振りも映し出している。
巨大ロボットにパイロットが乗り込んで戦う“搭乗型”ロボットの元祖となったアニメ「マジンガーZ」を、40年以上の時を経て劇場アニメ化。世界征服を目論んだDr.ヘルとの戦いの終結から10年後を舞台に、科学者の道を歩み始めたマジンガーZの操縦士、兜甲児が富士山中で巨大構造物と謎の生命体に遭遇し、再び人類の未来を託される。
志水淳児監督は「先輩たちが作り上げて来たものを大事にしようとした。『マジンガーZ』はこんなに面白かったんだと再発見していただければありがたい」、メカニックデザインを担当した柳瀬敬之は「新しいデザインのマジンガーZを見せられる」と意気込みを語っており、キャラクターデザインを手がけた飯島弘也は大人になったキャラクターたちへのこだわり、美術監督の氏家誠は作品に携わった重圧を明かしている。テレビシリーズで音楽を担当した父・渡辺宙明から引き継ぎ、親子2代で音楽を担当した渡辺俊幸は、「父から引き継ぐような形で担当できたのは、とても幸せなことです」と感慨深げに語っている。主題歌を手がけた水木一郎は、「マジンガー愛は誰にも負けたくない。本当に愛を持って歌いました」と力を込める。
映像の後半では、ローマ国際映画祭の観客たちが「マジンガー、ゴー!」とポーズを決める姿が描かれ、さらに現地に飛んだ永井氏が万雷の拍手で迎えられるさまが切り取られている。
「劇場版 マジンガーZ INFINITY」は、1月13日から全国公開。