佐藤健&土屋太鳳、結婚控えた“8年越し”交際カップルの立会人に
2017年12月25日 19:45

[映画.com ニュース] 岡山県のあるカップルに起きた奇跡の実話を映画化した「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の大ヒット御礼舞台挨拶が12月25日、東京・新宿ピカデリーで行われ、ダブル主演を務めた佐藤健と土屋太鳳が出席。この日は8年間の交際を経て、結婚を控えた一般のカップル1組が招待され、佐藤と土屋は“立会人”として新郎新婦とともに、結婚証明書にサインした。
壇上では男性が女性に対し、サプライズで熱烈なプロポーズをし「どんなときも、おれが守る」と宣言。その姿に、佐藤は「言うねえ。格好いいです。人生1度のプロポーズを一緒に過ごせて光栄ですし、本当におめでとう!」と祝福し、土屋も「見ているこちらが感動しちゃって……。この場にいられて幸せです」と感激しきりだった。
結婚式を3カ月後に控えた2006年末、麻衣(土屋)は発症率が300万人に1人という「抗NMDA受容体脳炎」と診断されてしまう。こん睡状態が続くなか、尚志(佐藤)は諦めずに回復を祈り続ける。メガホンをとるのは、「64 ロクヨン」2部作の瀬々敬久監督。岡山在住の中原尚志さん、麻衣さん夫婦が映画のモデルになっている。
舞台挨拶では土屋が、佐藤への感謝の手紙を読み上げる場面も。かつて放送された密着ドキュメンタリー中で佐藤が発した「変わらない愛はない」という言葉を引き合いに、「当時、私はテレビに向かって『そんなことはない、変わらない愛はある』と話しかけていた」と振り返り、「変わらない愛は、健先輩の心の中にあります」と熱弁。撮影現場でスタッフやエキストラに優しく接する佐藤の人柄を明かしていた。
これには普段クールな佐藤も「恥ずかしいの10乗ですね」と大照れ。「変わらない愛はあると、まっすぐ口にできる土屋さんに憧れます。これからこそ、よろしくお願いします」と手紙を受け取り、「これからもこの映画をたくさんの皆さんに届けていきたいので、力を貸していただければ」と締めくくった。
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