北原里英「死ぬかと思った」演技と予測不能な展開に目を見張る「サニー 32」予告編完成
2017年12月22日 08:00

[映画.com ニュース] 新潟を拠点とするアイドルグループ「NGT48」のキャプテンで、2018年春にグループから卒業することを発表している北原里英が主演を務めた映画「サニー 32」の予告編が完成した。
「凶悪」を手がけた監督・白石和彌、脚本・高橋泉が再タッグを組んだオリジナル作品で、同じく「凶悪」に出演したピエール瀧とリリー・フランキーが顔をそろえた同作は、「史上最もかわいい殺人鬼」とネット上で神格化された殺人犯の少女「サニー」を信奉する男たちに誘拐・監禁された女性教師・藤井赤理(北原)がたどる、壮絶な運命を描くサスペンスドラマだ。
予告編では、夜道で突然誘拐され見知らぬ山小屋に監禁された赤理が、犯人の柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)によって「サニー」と呼ばれる場面から始まる。そしてサニーに妹を殺されたという男など、サニーに縁を持った人間たちが次々に赤理に近づいてくる中、山小屋の2階から深く高々と降り積もった雪に飛び降り、銀世界をひとり逃げる赤理の姿が捉えられている。
撮影は17年2月に新潟で行われ、2~3メートル近く積もった雪に足跡をつけないようスタッフが誰も近づけない中、北原はスタントを使わず自ら2階の窓から飛び降り、ひとりひたすらに雪山に向かったという。まさに体当たりの演技となった場面で、北原は当時を「死ぬかと思った」と述懐。極寒の雪山でリアルに取り残された北原の決死の演技が、見ているだけでも寒く凍えてしまいそうな迫力を生み出している。
予告編ではさらに、ある出来事をきっかけに拉致監禁犯との立場が逆転し、「サニー」として覚醒していく赤理が描かれる。捕らわれていたはずの赤理が柏原と小田に対して反撃を開始し、さらには門脇麦演じる「2人目のサニー」を名乗る者も出現。予測不能な展開が繰り広げられる。
「サニー 32」は18年2月9日から新潟・長岡で先行公開。2月17日から全国公開。
(C)2018「サニー 32」製作委員会
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