松坂桃李「おっしゃあと思った」過去の愚かな“罪”を告白
2017年12月22日 04:00

[映画.com ニュース] 俳優の松坂桃李の主演映画「不能犯」の完成披露試写会が12月21日、都内で行われた。松坂は共演の沢尻エリカ、新田真剣佑らとともに舞台挨拶。「クリスマスが近くて、恋愛映画でほっこりするのもいいけれど、『不能犯』でゾッとするのも悪くないと思うはず」と自信のほどをうかがわせた。
人の心を操り死に追いやる立証不能な犯罪者という役どころにちなみ、松坂は積み重ねた空のボックスからこつ然と登場。演出のスモークがボックス内に充満したのか、むせ返ってしまうハプニングもあったが、「素人がやるもんじゃない。でも、この役をやっていなかったらできない経験だった」とうれしそうに話した。
その役づくりには共演者も感心することしきりで、刑事として対じする沢尻は「近づきにくいオーラがあって、話しかけられない。どう接していいか分からなかった」と絶賛。間宮祥太朗も、「身長も高いので、立っているだけでビックリする。存在感が異質で、周りだけ色が出ているようだった」と明かした。
唯一、矢田亜希子が「私は演じていない部分でも話して、和やかでしたよ」とフォロー。だが、「すっごいことをされるシーンがあって、その時にひょう変するけれどビジュアルそのものが怖い。切り替わるスイッチがすごくて、圧倒されました」と暴露。松坂は「全部、監督の指示ですからね」と言い訳したが、白石晃士監督は「特に何も指示していないよ」とつれなくされ、苦笑いするしかなかった。
また、松坂のセリフ「愚かだねえ、人間は」というセリフにからめ、それぞれの愚かな過去の“罪”を告白することに。松坂は、「街を歩いていた時にスケボーをやっている人がいて、危ねえなあ、転ばねえかなあと思っていたら転んで、おっしゃあと思った。大丈夫かなではなく、ほら、そんなことしているからと思ってしまった自分は良くないっすね」と自省していた。
「不能犯」は、2018年2月1日から全国で公開される。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
【アマプラ11月配信まとめ】小栗旬「フロントライン」、菅田将暉「ミステリと言う勿れ」、アニメ「藤本タツキ 17-26」が見放題配信!
2025年10月31日 10:00
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
「アバターF&A」「楓」「ズートピア2」などを“500円”で観る!
【正直、使わないとめっっっっちゃ損】絶対に読んでから観に行って!!!!!!!
提供:KDDI
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ