木梨憲武がジェットパックで新宿を飛ぶ!?「いぬやしき」衝撃の特報公開
2017年12月21日 08:00
[映画.com ニュース] 「とんねるず」の木梨憲武主演で、奥浩哉氏の人気漫画を実写映画化する「いぬやしき」で、初老の冴えないサラリーマンの主人公・犬屋敷壱郎が衝撃の変ぼうを遂げる特報映像が公開された。
奥氏が2014年から今年7月まで「イブニング」で連載していた話題作を、同氏の「GANTZ」の実写映画化を手がけ大ヒットに導いた佐藤信介監督のメガホンで映画化。「竜馬の妻とその夫と愛人」(2002)以来、16年ぶりに映画主演を務める木梨が、謎の事故に遭ったことで機械の身体となり、その能力を生かして人を助けることに自身の存在意義を見出していく主人公を特殊メイクで演じる。
特報映像では、定職間近の職場でも家庭でも肩身の狭い思いをしている犬屋敷(木梨)が、余命3カ月と告知され、孤独に死を待つ悲壮感たっぷりな姿が映し出される。ところが、青白い閃光に吹き飛ばされると事態は一転。背中からジェットパックのエンジンのようなメカがせり出し、犬屋敷は絶叫しながら新宿の空を飛び回る。
映像では、犬屋敷と同じ能力を持ちながら、人間を殲滅しようとする大量殺人鬼の高校生・獅子神皓役で自身初の悪役に挑んだ佐藤健の姿も確認できる。“日常”と“非日常”がスイッチする衝撃的なビジュアルと展開に、本編への期待が高まる。
木梨、佐藤のほか、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、福崎那由他、濱田マリ、斉藤由貴らが共演。映画オリジナルのキャラクター萩原刑事を伊勢谷友介が演じる。
映画「いぬやしき」は18年4月20日公開。なお、フジテレビ系ノイタミナ枠で放送中のアニメ版「いぬやしき」では、12月22日の最終回(午前1時25分放送開始)で、映画版の特別映像を放送予定だ。