松岡茉優、アニメキャラとの脳内恋愛の果て発熱で1週間ダウン
2017年12月20日 17:41
原作は、芥川賞作家・綿矢りさ氏の同名小説。恋愛ド素人のOL・ヨシカ(松岡)が、10年間片思いしている男性・イチ(北村匠海)との“妄想の恋”と、突然付き合うことになった会社の同期・ニ(渡辺大知)との“現実の恋”との狭間で、悩み傷つきながら成長していく姿を描く。
ストーリーとかけて「『1、なかなか会えない王子様』と『2、ストレートに好意をぶつけてくるひと』どちらを選ぶ?」と問われた松岡は「2」を選択。「この映画でもイチくんと二くんって対照的。頭のなかで育て上げたイチくんと、生身でぶつかってくれる二くんという大きな差がある」と話し、「私も中学生の時に、脳内片思いをしていて。相手がアニメのキャラクター。そのキャラクターが漫画のなかで、戦闘で負けて死んじゃったんですよ。その時に熱を出して学校に一週間行けなくなっちゃって」と告白する。
そのうえで、脳内恋愛について「頭のなかで恋愛した人とは会えていないし、触れられもしない。今でも大事な存在ですけど。女の子ならだれも身に覚えがあると思うんです、頭のなかに召喚していた心の支え。それを卒業できなかったのがヨシカで、卒業できたのが私。だから全国の女子にも二くんを選んでほしいな。生身の」と熱弁。だが「でもそのキャラクターのクッションには触れていましたよ。毎日寝ていたし、キスもしたし(笑)」と付け加えた。
本作で3度目のタッグを果たした松岡と大九監督。松岡は「綿矢先生の本を読んだことがあり、おんぶしていた男性をそのまま背負い投げしちゃうみたいなイメージがあった」と原作の印象を明かし、「監督も毒っ気があるというか、急にパンッとくるみたいなイメージがあった。監督と綿矢先生の急に何かが起こる感じは、似ている毒っ気だと思ったので、そこに参加できることにわくわくしました」と語る。
一方の大九監督は、「原作小説をプロデューサーから差し出されると同時に『ちなみに主演は松岡さんで考えているんです』と言われた。私が松岡さんとこれまで2本やっていることをご存じのプロデューサーだったので、すごく嬉しくて」と3度目のタッグに至った経緯を明かした。「勝手にふるえてろ」は、12月23日から公開。
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