ピーター・ジャクソン製作のSFファンタジー「モータル・エンジン」19年日本公開!
2017年12月19日 08:00

[映画.com ニュース] 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで知られるピーター・ジャクソンが製作・脚本を務めたSFファンタジー「モータル・エンジン」が、2019年に公開されることが決定。あわせて、特報映像がお披露目された。
原作は、01年に発表された英作家フィリップ・リーブのデビュー作「移動都市」。ジャクソンがメガホンをとった「キング・コング」(2005)で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバースが、長編初監督を務める。
舞台は、文明を荒廃させた最終戦争から1700年後の世界。人々は地上を這う移動型都市に住み、ほかの都市を食うことによって資源を奪いながら生活している。ある目的を果たすため巨大な移動都市ロンドンに潜入した少女ヘスターは、孤児の青年トムと出会い、街の強欲な主導者と、地上での生活に戻ろうとする人々との壮絶な闘いに身を投じていく。
ヘスターをアイスランド出身の新星ヘラ・ヒルマーが演じ、トムには、俳優のほかプロデューサーとしても活躍するアイルランド出身のロバート・シーハンが扮する。ヒューゴ・ウィービング、スティーブン・ラングが脇を固める。
公開された映像は、小さな移動都市に暮らすヘスターが、移動都市ロンドンを見つけ、戦慄する姿からスタート。攻撃を受けた小さな都市は、一瞬でロンドンの内部に取り込まれてしまう。それでも動じることなく相手を見据えるヘスターの眼差しが、大冒険の幕開けを予感させる仕上がりとなっている。
「モータル・エンジン」は、19年に公開。
(C)Universal Pictures
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