片岡鶴太郎、ジャコメッティの「むちゃくちゃな」生きざまに共感
2017年12月19日 19:00

[映画.com ニュース] タレントで俳優、画家としても活動する片岡鶴太郎が12月19日、都内で行われた「ジャコメッティ 最後の肖像」のトークイベントに出席。妥協なき姿勢を貫いた孤高の芸術家アルベルト・ジャコメッティの姿に、自身もストイックな生活を送る片岡は「友だちがいなくなり、家族もいなくなり、離婚しました」と自虐的に共感を示した。
フランスで活動した芸術家のジャコメッティが、アメリカ人作家で美術評論家のジェイムズ・ロードをモデルに、最後の肖像画に挑んだ姿を描いたドラマ。ジャコメッティ役にアカデミー賞主演男優賞に輝き、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのバルボッサ役でも知られるジェフリー・ラッシュ。現在、映画賞レースを席巻する「君の名前で僕を呼んで」(2018年4月公開)のアーミー・ハマーがロードを演じる。本作が監督5作目となる俳優のスタンリー・トゥッチがメガホンをとった。
片岡は、「ジャコメッティの彫刻や絵画が大好きで興味があったんですが、この人自身はむちゃくちゃというか、性格破綻者(笑)。でも、アーティストってこういう人なのかなって。実際、変わり者が多いですから。ぜひ、芸術家の生きざまを感じてもらえれば」とアピール。また、極限まで装飾をそぎ落とすジャコメッティの作風について、「長谷川等伯の水墨画に通じる」と安土桃山時代の絵師との共通点を指摘した。
ヨガを始めた6年ほど前から「自宅を出るまでに7~8時間はかかる」という驚きのストイック生活を続け、今年6月にはインド政府公認「プロフェッショナルヨガ検定・インストラクター」に合格した。「今日も朝1時起きで(笑)、ヨガを4時間、朝食に2時間かけて、水のシャワーを浴びてきた」と語り、「年末年始も同じ生活。なんせ友だちもいないんで、誰からも誘われない。何事も腹七分に抑えることが大切」と持論を展開した。
「ジャコメッティ 最後の肖像」は、18年1月5日から全国公開。
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