マーベル社長「X-MEN」シリーズのMCU合流に意欲 ディズニーのFOX買収で実現なるか
2017年12月14日 08:00
[映画.com ニュース] 米メディア大手ウォルト・ディズニー社が競合企業21世紀フォックスの事業買収の交渉を行うなか、ディズニー傘下のマーベル・スタジオが「X-MEN」シリーズをマーベル・シネマティック・ユニバースに引き入れる用意があることが明らかになった。
「X-MEN」シリーズは、マーベル・コミックス原作ながら、21世紀フォックス傘下の映画スタジオ20世紀フォックスが映画化権を所有している。そのため、マーベル映画ではウルヴァリンやプロフェッサーX、マグニートー、ストーム、サイクロプスといった「X-MEN」の人気キャラクターが登場することはなかった。
しかし、ディズニーがフォックスを買収した場合、「X-MEN」のキャラクターを「アベンジャーズ」シリーズを主軸としたにマーベル・シネマティック・ユニバースに参加させることが可能となる。情報筋によると、「ケビン・ファイギ社長は『X-MEN』ユニバースを入手することに熱心」で、両ユニバースのキャラクターたちを交差させることで充実したフランチャイズを立ち上げようと意欲を燃やしているという。
なお、マーベル・スタジオは今年、「スパイダーマン」の権利を握る米ソニー・ピクチャーズと共同で「スパイダーマン ホームカミング」を製作。大ヒットシリーズ第3弾「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(2018年4月27日全国公開)にもスパイダーマンを登場させることに成功している。
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