究極のリアルを追求!C・イーストウッド監督作「15時17分、パリ行き」18年3月1日公開
2017年12月14日 05:00

[映画.com ニュース] クリント・イーストウッド監督最新作「THE 15:17 TO PARIS(原題)」が、「15時17分、パリ行き」の邦題で2018年3月1日に全国公開されることがわかった。題材となったのは、2015年に起こったタリス銃乱射事件。実際の事件に巻き込まれた人物を“本人役”としてキャスティングするという前代未聞の試みで、究極のリアリティを追求している。
タリス銃乱射事件は15年8月21日、554人の乗客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス車内で発生。イスラム過激派で武装したモロッコ国籍の男がブリュッセルから乗車し、トイレで自動小銃AK-47を補填後に無差別殺傷を試みたが、旅行中でたまたま乗り合わせていたアメリカ空軍兵のスペンサー・ストーン氏とオレゴン州兵アレク・スカラトス氏、2人の友人でアメリカ人大学生アンソニー・サドラー氏の3人がテロリストを取り押さえ、大惨事となるところを未然に防いだ。
「アメリカン・スナイパー」「ハドソン川の奇跡」など実話の映画化が続くイーストウッド監督。「ハドソン川の奇跡」でも実際に現場にいた人々がエキストラとして参加したが、本作では主演3人をストーン氏ら自身が演じるという徹底したリアリズムにこだわっている。さらに当時の列車に乗り合わせていた乗客も出演し、事件が起きた場所で撮影に挑むという手法をとっており、「この映画はごく普通の人々に捧げた物語」と語るイーストウッド監督の新境地を垣間見ることができそうだ。
「15時17分、パリ行き」は、「LOGAN ローガン」「夜に生きる」などでアシスタントを務めてきた、新人脚本家ドロシー・ブリスカルが脚本を執筆している。18年3月1日から東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】ぜひ堪能してほしい特別すぎる体験だった【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー