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岸井ゆきの主演作、エストニアの映画祭で最優秀アジア映画賞!脚本・山崎佐保子が報告

2017年12月4日 18:00

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原作・脚本を担当した山崎佐保子
原作・脚本を担当した山崎佐保子

[映画.com ニュース] 岸井ゆきの主演映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」(公開中)が12月3日、北海道函館市で開催された函館港イルミナシオン映画祭クロージング作品として上映された。上映後に行われた舞台挨拶には、原作・脚本を務めた山崎佐保子が出席。エストニアのタリン・ブラックナイト映画祭でNETPAC AWARD(最優秀アジア映画賞)を受賞したことを報告すると、会場から祝福の拍手が送られた。

ソフトバンクなどのCM演出を手がける森ガキ侑大監督の長編デビュー作となる本作。祖父の葬儀をきっかけに久々に集まった家族が、それぞれの事情を抱えながらも一歩を踏み出す姿を描き出す物語となる。山崎は2011年、本映画祭で開催された第15回シナリオ大賞に「あんぽんたんとイカレポンチキ」を応募し、函館市長賞(グランプリ相当)を受賞。商業長編映画デビュー作となった「おじいちゃん、死んじゃったって。」が本映画祭で上映されることとなり、凱旋上映という形となった。

客席で本編を鑑賞していた山崎は、「私がグランプリをとったのが6年前。まさか6年後にここで自分の作品を観ることができるとは思っていなかったので感無量です」と晴れやかな表情。さらに「実は先ほど嬉しいお知らせが入ってきまして。(函館イルミナシオン映画祭と)同じ日程で、エストニアのタリン・ブラックナイト映画祭で最優秀アジア映画賞を獲得したというニュースが入ってきました。初めての海外での大きな賞なのでうれしく思っています」と報告すると、会場からは祝福の拍手が鳴り響いた。

本作は山崎によるオリジナルストーリーで、3年間温めた念願の企画となる。「実質、商業デビュー作となる1作目となる作品ですが、小説やマンガが原作の作品が多い中で、オリジナルの企画というのはなかなかない機会。ましてや新人監督、新人脚本家で映画化できるというのは奇跡という感じがしています。テアトル新宿での上映はあと1週間だけなのですが、その後札幌などでも上映しますのでぜひご覧ください」と会場に呼びかけた。

また、今年初となるオーディエンスアワード(観客賞)を獲得したのは「レミングスの夏」。同作のメガホンをとった五島利弘監督はその結果を聞き、「ひとごとのように思っていたので、まさかという思いでビックリしました」と喜びのコメントを寄せた。


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