カンヌ映画祭グランプリ受賞作「BPM ビート・パー・ミニット」18年3月24日公開
2017年12月2日 08:00

[映画.com ニュース] 第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、グランプリと国際批評家連盟賞をダブル受賞したフランス映画「BPM ビート・パー・ミニット」の公開日が、2018年3月24日に決定した。
映画は、エイズの感染者への差別や不当な扱いに抗議し、政府や製薬会社などの変革に挑んだ実在の団体「ACT UP(the AIDS Coalition to Unleash Power)」の活動を通して、若者たちの恋と人生の輝きを描いた。同団体の元メンバーで、今作のメガホンをとったロバン・カンピヨ監督自身の実体験を基にしている。
1990年代初頭の仏パリ。エイズ患者やHIV感染者は、誤った知識や偏見をもたれていた。「ACT UP Paris」のメンバーたちは、新薬の研究成果を出し渋る製薬会社を襲撃したり、高校の教室に侵入してコンドームの使用を訴えたり、ゲイ・プライド・パレードへ参加したりと抗議活動を行いいていた。HIV陰性で行動派のメンバーのショーンは、活動に参加し始めたナタンと恋に落ちるが、自身にエイズの症状が現れはじめると、リーダーや執行部に対して批判的な態度を取るようになる。
「BPM ビート・パー・ミニット」は、2018年3月24日に公開。R15+指定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント