「8年越しの花嫁」佐藤健&土屋太鳳、花婿&花嫁姿で登場!“理想の結婚”語る
2017年11月28日 23:34

[映画.com ニュース] 岡山県のあるカップルに起きた奇跡の実話を映画化した「8年越しの花嫁 奇跡の実話」のスペシャルセレモニーが11月28日、都内の結婚式場で行われ、ダブル主演を果たした佐藤健と土屋太鳳が出席。それぞれ、タキシードとウエディングドレスに身を包み、「もう1度、このドレスが着られるなんて……。どうですか? 健先輩!」(土屋)、「そんなこと聞く花嫁、前代未聞だよ。もちろん、お似合い。隣に立てて最高に幸せです」(佐藤)と言葉を交わした。
結婚式を3カ月後に控えた2006年末、麻衣(土屋)は発症率が300万人に1人という「抗NMDA受容体脳炎」と診断されてしまう。こん睡状態が続くなか、尚志(佐藤)は諦めずに回復を祈り続ける。メガホンをとるのは、「64 ロクヨン」2部作の瀬々敬久監督。岡山在住の中原尚志さん、麻衣さん夫婦が映画のモデルになっている。
会場には結婚を控える女性約60人が招待され、映画から飛び出した“新郎新婦”に羨望のまなざし。来場者からの質問に答える形で、「結婚は30代後半までにはしたいですね。早くても構わない。尚志さん、麻衣さんご夫妻にお会いし、憧れはより強くなった」(佐藤)、「出会いがあれば、そのときは前向きに挑戦したい」(土屋)と理想の結婚観を明かした。
結婚相手に求める条件を問われると、佐藤は「家事をしっかりやってくれる人ですね。他に条件はないです。部屋の片づけとかできるタイプじゃないので」。一方、土屋は「思いやりがある方なら。それと知識豊富で、いろんなことをお話してくれる男性がいいです」と瞳を輝かせた。ただ、プロポーズに話題が及ぶと、佐藤が「気が重くなるイベント。できれば、やりたくない」と本音を語り、女性ファンから「えー」と驚きの声があがる場面もあった。
また、“8年後”の自身については「また、土屋さんと共演し、結婚後を描いた夫婦役を演じたい」(佐藤)、「健先輩にたどり着けるように、大切な人と大切な時間を温め合える人になりたい」(土屋)と答え、互いへの敬意を示した。
「8年越しの花嫁 奇跡の実話」は、12月16日から全国公開。
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