【国内映画ランキング】「ジャスティス・リーグ」が首位!「火花」3位スタート
2017年11月27日 19:40

[映画.com ニュース] 11月25日~26日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。11月23日「勤労感謝の日」が公開初日の作品を含め新作が3本ランクイン。その中で「ジャスティス・リーグ」が首位デビューを飾った。同作はDCコミックのスーパーヒーローが結集して戦うアクション超大作。土日2日間の成績は、観客動員13万3500人、興行収入2億0400万円を記録した。これは今年8月25日から公開された「ワンダーウーマン」の興収比76.5%。23日からの4日間では動員28万5000人、興収4億3200万円をあげており、最終興収15億円が期待できるスタートを切った。
2位はホラー映画「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」。累計動員は116万人、興収は15億円を突破した。公開4週目に入っても勢いは衰えず、高校生などを取り込んだ“ピエロ旋風”は社会現象化し、好調をキープしている。
「火花」は3位に初登場。第153回芥川賞受賞作で、Netflixでドラマ化もされた又吉直樹による同名小説を映画化したもの。監督とキャストをドラマ版とは代え、又吉の先輩芸人である板尾創路がメガホンをとり、原作どおりではなく、板尾監督ならではの視点が盛り込まれている。主演は菅田将暉と桐谷健太が務めた。23日より全国318スクリーンで公開され、土日2日間で動員8万2400人、興収1億1100万円を記録。23日からの4日間では動員16万4500人、興収2億1900万円をあげている。まずは興収10億円が当面の目標となりそうなスタートとなった。
4位は「HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION」で、累計動員は68万人、興収は9億3000万円を突破した。前週6位の「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」は公開4週目に順位をひとつあげ、腰の強い興行を展開している。
なお、新作の「映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」は8位スタートを切った。原作誕生から30周年となる記念作品で、劇場版アニメの第5作。オープニング2日間で動員3万人、興収3400万円の成績。前作「映画かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」(15年)の倍以上の動員、興収をあげている。
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