「星めぐりの町」“父娘”小林稔侍&壇蜜、レッドカーペット初体験!
2017年11月27日 16:30

[映画.com ニュース] 「家族はつらいよ」シリーズや「不能犯」(2018年2月1日公開)が控える小林稔侍が、76歳にして映画初主演を果たした「星めぐりの町」の完成披露試写会が11月25日、オープン当日を迎えた愛知県・イオンシネマ豊田KiTARAで開催され、小林、壇蜜、荒井陽太、神戸浩、高島礼子、黒土三男監督が参加した。
「蝉しぐれ」(2005)などで知られる黒土監督が、愛知県豊田市を舞台にしたヒューマンドラマ。妻を早くに亡くし、娘と2人で暮らす豆腐職人・島田勇作(小林)のもとに、東日本大震災で家族を失った少年・政美(荒井)が引っ越してくる。深く傷ついていた政美だったが、勇作とふれあううち、次第に心を開いていく。
キャストと監督はそれぞれ、いすゞベレット1600GT、トヨタスポーツ800、トヨタ2000GT、トヨタクラウンDX(デラックス)に乗って登場。レッドカーペットを初体験したという小林は「レッドカーペットを、新しい靴で歩きました。タキシード用の靴じゃないんですけども。長年の忸怩(じくじ)たる思いで歩きました。タキシードも初めて着ました。なんだかクラブのマスターみたいな感じですけれども。ホコリをかぶっていたタキシードも喜んでます。温かい皆さんのおかげで、こうして先行上映が行えました。ありがとうございます」と感無量の面持ち。
小林が演じた主人公・勇作の娘・志保役の壇蜜も「私も(レッドカーペットは)初めてだったんです。チャンスはあったんですけれども、その時の映画があまりにもお子様向けではないもので、チャンスがなくなってしまい……。レッドカーペットは自分とは縁がないのだろうと思っていました。なので、今日は記憶にとどめておこうと思いながら、歩きました」と興奮気味に語った。一方、大の車好きという高島は「トヨタ2000GTに乗れたというのが、とても興奮しました。他にも、クラウンが走っているのを見るだけで非常に、感動しました」と喜びを爆発させていた。
初主演を飾った感想を「まるで宝くじに当たったよう」と語った小林は、(全体の)97%くらいずっと私の役、勇作さんを書いてくださって、それにまずびっくりしました。普段はテレビの仕事が多いですが、1つの役でこんなに出ていいのかな、という気がしました。『サヨナラだけが人生』という大切な、大きな言葉がありますが、出会いというのはとても大事。こんな俳優ですが、いろんな人と出会ってここまで来られました。こんな歳でもこんなに良い出会いがあったんですから、若い皆さんも出会いを大切にしてほしいと思います。良い出会いは、人生の全てです」と観衆に語りかけていた。
「星めぐりの町」は、2018年1月27日から全国公開。
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