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「IT イット」4DX上映で心拍数急上昇!“怖がりスタッフ”の体感&検証レポート

2017年11月26日 12:00

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4DX版「IT イット」はまるで 「ピエロのお化け屋敷」
4DX版「IT イット」はまるで 「ピエロのお化け屋敷」
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース] 11月3日に封切られ、公開3週目にして国内映画ランキングで首位を獲得した「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」――巷では“ピエロ旋風”が起こっていると聞きつけ、編集部いちの怖がりを自称するスタッフSが、同作の4DX上映に行ってきました! 常に冷静沈着で「ホラー映画は克服した」というスタッフIにも同行してもらい、怖がりとホラー克服組の視点から見どころを解説。恐怖シーンの度に心拍数を測定し、「本当に怖い場面はどこか」検証しました。平常時の心拍数はSが80、Iは60。2人の心拍数の変化にも注目です!

■序盤からピエロ攻撃の嵐! 突然飛び出す「それ」に注意
スティーブン・キングの代表作のひとつを映画化した本作は、児童失踪事件が発生した田舎町を舞台に、いじめや家族問題を抱える子どもたちが、恐怖の象徴である「それ」に立ち向かっていく物語。映画は序盤からピエロ攻撃の乱れ打ちです。古い屋敷の前、人気のない資料室、家……あらゆる瞬間に、思いもよらぬ方法で姿を現します。
雨の日の道端、薄暗い下水道から「それ」が顔をのぞかせるシーンでは、観客に向けて水が吹き出し、「それ」が高速で近づき襲いかかってくる時には椅子が大きく振動。怖がりのSは、連続するピエロ攻撃にビクつきながらも、心拍数は81~89、なんとか80台をキープ。だが、その時はきました……。
■心拍数急上昇! Jホラー界の“スター”にも負けない存在感
子どもたちが、ガレージらしき場所に集まる場面。古い写真をスクリーンに投影している途中、映写機が暴走し、突如スクリーンからピエロの顔が飛び出す! 同時に椅子が振動! その飛び出しぶりたるや、Jホラー界のスター、貞子ばりです。Sは思わず体をのけぞらせ、心拍数は109の大台を突破。この反応に対し、隣のIは「嘘でしょ!?」とドン引きでした。
■まるでお化け屋敷 潜入シーンはアトラクション感覚
山場となるのが、「それ」の棲家である屋敷に潜入するシーン。おそるおそる歩く子どもたちの動きに合わせて、椅子がゆっくりと動き、観客も一緒に探索しているかのような感覚に。不気味な静けさに包まれるなか……「それ」が現れた瞬間、激しく椅子が揺れる! “恐怖をあおる緩急”が絶妙で、「ピエロのお化け屋敷」にいるかのような感覚を味わえます。アトラクション感覚のワクワクもあり、Sの心拍数は“ややドキドキ”の90~92。対するIは64。余裕の表情でポップコーンを味わっています。
■体感演出てんこ盛りバトルで再び心拍数上昇!首すじにかかる息…
子どもたちと「それ」が直接対決する場面は、体感演出がてんこ盛りで、思わずぞくっとする不気味な演出も。「それ」が口を開いた瞬間、観客のうなじに向かって空気が噴き出し、首すじに「それ」の息がかかっているかのよう。Sは思わず後ろを振り返る! 戦いの激しさを増すと、椅子が振動、水が噴き出し、背中を蹴られているような感覚もあり、息つく暇がない! Sの心拍数は、再び大台100を越え103を記録しました。
■“ホラー余裕”スタッフIはピエロ攻撃に……まさかの爆笑
終始冷静で、最大心拍数68という“ガッカリ記録”を叩き出したI。ピエロ登場時には、ビクビクするSの横で、彼女は肩を揺らしてクスクス笑い。ピエロとの対決が本格化すると、ついに声をもらして笑っている! 彼女の心拍数が僅かに上がったのは、「ピエロが“ブルブル動く”のが笑いのツボにはまった」瞬間でした。上映後、Iは「不気味なジェットコースターみたいで楽しかった」とニヤリ。ホラー克服者にとっても、4DXは楽しさ倍増みたいです。Sは、ビビリすぎて疲労困憊でしたが……。

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