クエンティン・タランティーノ監督、次回作にトム・クルーズを希望
2017年11月17日 11:00

[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督が、準備中の新作にトム・クルーズの出演を希望していることがわかった。
新作は、カルト指導者チャールズ・マンソンとその信奉者たち、通称“マンソンファミリー”による女優シャロン・テート殺害事件を題材にしたR指定作品。「スーサイド・スクワッド」のマーゴット・ロビーがテート役をオファーされている。
米Deadlineによれば、タランティーノは主要男性キャラクターの1人について、クルーズと話し合いを持ったようだ。タランティーノはほかに、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオにもそれぞれ別の役柄を打診していると言われている。3人の共演が実現するか、3人のうちの誰か1人以上が出演するかは確定していないが、タランティーノは来年夏頃にロサンゼルスでクランクイン、2019年の公開を目指している。
タランティーノ作品はこれまでハーベイ・ワインスタインが製作・配給してきたが、ワインスタインのセクハラ問題が発覚したため、新たなプロデューサーとして「ハリー・ポッター」シリーズのデビッド・ハイマンを迎え入れた。現在、タランティーノは製作・配給会社を探しており、ワーナー・ブラザースやパラマウント・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズといった大手スタジオをはじめ多くのプロダクションが興味を示しているという。
シャロン・テート殺害事件は、マンソンファミリーが1969年8月8日から9日にかけ、米ロサンゼルスにあるテートの夫で映画監督のロマン・ポランスキー宅と、スーパーマーケットチェーンのオーナー宅に押し入り、当時妊娠8カ月だったテートと胎児を含む7人を惨殺した。71年、マンソンは第1級殺人と殺人教唆で終身刑の判決が下され、現在もカリフォルニア州の刑務所に収監されている。
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