石橋静河&松岡茉優、第30回東京国際映画祭の“ジェムストーン賞”に!
2017年11月3日 19:30

[映画.com ニュース]第30回東京国際映画祭が11月3日、東京・EXシアター六本木で閉幕を迎え、「東京ジェムストーン賞」が発表された。今年新設された同賞は全部門の出品作を対象に、宝石のような輝きを放った若手キャストを選出。記念すべき第1回は、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の石橋静河、「勝手にふるえてろ」の松岡茉優、「アケラット ロヒンギャの祈り」のダフネ・ロー、「マリリンヌ」のアデリーヌ・デルミの4人に贈られた。
石橋凌&原田美枝子の次女である石橋は、初主演映画での存在感が認められ受賞。「このような賞をいただけて、本当に嬉しく思います」と笑顔をはじけさせ、「お芝居を始めて日が浅いですが、出会う人や出合う作品、このような機会に恵まれていて本当に幸せです。これからも努力をすることを忘れずに頑張っていきたいです」と明かす。米ボストンなどへダンス留学していた経験もあるだけに、流暢な英語でも喜びを語っていた。
第27回東京国際映画祭にも参加していたローは、思いもよらず人身売買ビジネスに関わっていくヒロインを熱演。日本語で「こんにちは、みなさん」とはにかみながら挨拶し、「いま、大変興奮しています。女優としてこの賞は初めてで、本当にありがとうございます」と感無量の面持ちでトロフィーを振る。そして「この賞を励ましとして、これからも引き続き役者として頑張りたい。家族、会社、友人、ファンの皆さん、ありがとうございました」と決意を新たにしていた。
松岡とアデリーヌはスケジュールの都合で出席がかなわなかったが、2人からのビデオメッセージが上映された。初主演映画「勝手にふるえてろ」で魅力を爆発させた松岡は、「東京国際映画祭に初めてうかがって、こんなに熱くて強い映画祭なんだと感動しました。第1回のこの賞に選んでいただいて、本当に嬉しいです」と述べる。同作は観客賞にも輝いており、「少ない人数、少ない時間で撮ったこの映画が、こんなにたくさんの人に見てもらう機会を頂いて、映画の未来や希望を感じました」と胸打たれた様子で、「これからも一生懸命、日本映画が元気になっていくように頑張りたい」と飛躍を誓った。
さらに「マリリンヌ」で才能を秘めた女優の卵に扮したアデリーヌは、「あいにく舞台の公演中で、うかがうことができませんが、心より感謝申し上げます。皆さん、どうぞよい夕べをお過ごしください」と呼びかけていた。なおアデリーヌは、最優秀女優賞との個人2冠に輝いている。
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