坊主頭の山田裕貴&齋藤飛鳥「あの頃、君を追いかけた」台湾で涙のクランクアップ!
2017年10月27日 06:00
[映画.com ニュース] 台湾の大ヒット映画を山田裕貴と齋藤飛鳥(乃木坂46)の共演でリメイクする「あの頃、君を追いかけた」が10月25日、台湾でクランクアップした。9月27日に撮入し、撮影日数は23日間。オリジナル版と同じロケ地で、撮影最終日を迎えた山田と齋藤は感極まり涙を流し、メガホンをとった長谷川康夫監督も涙。現場は温かな空気に包まれた。台湾で実施されたクランクアップ会見には、現地のマスコミ20媒体が駆けつけ、注目度の高さをうかがわせた。
台湾の人気作家ギデンズ・コーが自伝的小説を自ら映画化し、社会現象を巻き起こした同名作の舞台を日本に移し、悪友たちとつるんでくだらないイタズラを繰り返す男子高校生・水島浩介(山田)と、彼の“お目付け役”に任命されてしまった優等生・早瀬真愛(齋藤)の恋模様を描く。
会見に臨んだ山田は、坊主頭を披露。「台湾版は僕の大好きな映画の1本」とオリジナル版に対する思いを明かし、「その素晴らしい物語のリメイクなので、リスペクトし、オマージュを捧げている場面も多々ありますが、一方でそこまで意識せず、齋藤飛鳥ちゃんと僕だからできる真愛と浩介を大事にしようと模索しました」と熱弁をふるう。そして、「10年ぶりの海外に、『あの頃、君を追いかけた』の撮影で来られたこと、そのクランクアップを台湾で迎えられたことをすごく嬉しく思っています」と振り返った。
また「オリジナル版で描かれる、『家の中では裸族』という設定やキスシーンはあるのか」と問われた際には、「鍛えた肉体をアピールするというより、拳法が好きな普通の高校生男子の肉体的リアリティを求めてみました。キスシーンは内緒! 僕の裸も、キスシーンも映画の見てのお楽しみです」と茶目っ気たっぷりに語っていた。
一方の齋藤は、「真愛に選んでいただいた時、どうして私なんだろうと思いました。乃木坂46のメンバーだったらより取り見取りなので」と率直な思いを明かし、「でも撮影が終わってしまう今は少し寂しいです。乃木坂46から一定の期間離れて他のことに関わったことも、この撮影のスタッフさんに娘のように接していただいたことも新鮮でした」と述懐。「女優業を続けていくのか」と聞かれると、「お芝居の楽しさはわかりましたが、そんなことを言えるレベルではないので。でもこれからも挑戦していければいいなと思います」と謙虚な姿勢をのぞかせた。
さらに長谷川監督は、「キャストやスタッフたちに支えられた撮影でした」と感謝を口にする。「オリジナルへのリスペクトを込めて同じカット割りにしたシーンも少なくありませんので、日本版だけではなく両作を見比べていただけたら幸いです」とアピールし、「両国の文化交流に貢献できたらならとても嬉しく思います」と呼びかけた。「あの頃、君を追いかけた」は、18年秋に全国公開される。
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