松本潤、大慌て!有村架純の涙拭うハンカチがない…
2017年10月16日 23:30
この日は、行定監督がキャスト2人に宛てた手紙がサプライズで披露された。司会の代読のもと、松本に贈られた手紙は「現場での君は心強い存在だったよ。いつだって場の空気をつかんで、作り手の思いを一番に考えて動いてくれる理解者だった」「君は本当は不器用で、その分誰よりも努力してここにいる人なんだと思います。そんな繊細な君とはもっと自由に旅をしてみたい」と感謝と親愛の思いが込められていた。
有村への手紙は、「あなたは泣き言も悩みも打ち明けることなく、自分の心と泉(役名)の心を重ね合わせ、ひたすら役に向き合っていました。その苦悩する姿こそ、女優の最も美しい姿だと思って見ていました。あなたほど寡黙で、芯の強い女優を私は知りません」と称え、「これからも演じることにこだわり続けて欲しい。そして、日本映画史に残る女優になってください」とエールを送った。有村は感極まり、大粒の涙を流しながら「お手紙をいただいて……、今までやってきてよかったなと思いました」と言葉を絞り出した。
続けて松本も、「手紙をいただけたことが、この映画に参加した一番の宝物」と述べ、「架純ちゃんとこういうラブストーリーができたということに、改めて感謝したいと思います」とニッコリ。話し終えた松本は、すぐに涙が止まらない有村を気遣い、舞台袖のスタッフに涙を拭くものを持ってくるよう目配せを送る。さらにジャケットに手を添え、「ここで俺がパッと(ハンカチを)出せればいいんだけど、ないんだよ。入ってないんだよ! ごめん~! 有村ちゃん!」と平謝り。「この流れはちょっと読んでいなかった」とこぼすと、場内は大爆笑だった。
島本理生氏の恋愛小説を映画化した本作は、高校教師と元生徒が再会し、許されざる恋に苦悩するさまを描く。「本作の制作で得られたこと」を問われた行定監督は、「首がつながった」と即答。松本が「マジっすか!?」と声をあげると、「人間関係の曖昧さが好きなんです、僕は。それは映画だからできることだと思っていて。わかりやすくしなくてもいい」と話し、「記憶に残るものが作れればいいと思っているので。これが当たらなかったら、物語を重視した、超ジェットコースタームービーみたいなものを(笑)」と明かした。
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