中国新星監督×日本語吹替制作監修・宮崎吾朗による3DCGアニメ「西遊記」18年1月13日公開!
2017年10月12日 08:00

[映画.com ニュース]2015年に中国で公開され、同国産アニメとして歴代最高となる興行収入およそ192億円を記録した3DCGアニメーション映画「西遊記之大聖帰来(原題)」が、「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」の邦題で2018年1月13日から日本公開されることが決定した。本作は、アニメ制作の現場で23年のキャリアを持つティエン・シャオポンの長編初監督作品。アニメ映画「コクリコ坂から」やテレビアニメ「山賊の娘ローニャ」を手がけた宮崎吾朗が、日本語吹替制作監修として参加している。
誰もが知っている中国の伝奇小説「西遊記」を3DCGでアニメ映画化した本作は、伝説のヒーロー・孫悟空が五行山に封じ込められて500年、妖怪が子どもたちを連れ去る事件が多発する世界が舞台。師匠のもとで修行中のリュウアーの手によって、500年の眠りから目覚めた悟空は、封印されたままのパワーを取り戻し“真のヒーロー”になるべく、リュウアーと八戒とともに長安を目指す。

ティエン監督のラブコールを受け、日本版監修を務めた宮崎は「生まれて初めて見た中国の3DCGアニメーション映画、『西遊記之大聖帰来』。それは、驚くほど面白かった。僕は目からウロコが何枚も落ちた。見慣れた日本や米国のCGアニメーションとは一味違うキャラクターのデザインや独特な色彩、カンフーのようなアクション等々。僕は画面からあふれてくる、『アニメーション映画をつくりたい!』という作り手の熱気に圧倒された」と本作との出合いを振り返る。そのうえで、「日本語吹き替え版が、原語版の魅力を損ねず、日本の観客への橋渡しとなりますように。今はそれを願うばかり」と述べ、「僕に大事な作品の吹き替えを任せてくれた、無口で熱い男、ティエン監督に感謝です」と明かした。
「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」は、18年1月13日から、東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
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