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「銀河英雄伝説」新アニメは18年TV放送&19年に劇場上映!宮野真守、鈴村健一ら出演

2017年10月8日 14:30

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「銀河英雄伝説」が新たにアニメ化
「銀河英雄伝説」が新たにアニメ化
(C)田中芳樹/松竹・Production I.G

[映画.com ニュース] 田中芳樹氏のベストセラーSF小説をProduction I.Gが再映像化する「新アニメプロジェクト『銀河英雄伝説』」の立ち上げイベントがこのほど、東京・新宿文化センターで開催された。イベント内では、新作「銀河英雄伝説 Die Neue These(ディ・ノイエ・テーゼ)」のファーストシーズン「邂逅」を2018年4月から全12話のテレビアニメとして放送し、続く19年にセカンドシーズン「星乱」全12話を4話ずつの全3章に構成し、劇場イベント上映することが発表された。

シリーズ累計発行部数1500万部を超える「銀河英雄伝説」は、1500年以上の未来を舞台に“戦争の天才”ラインハルト・フォン・ローエングラム率いる銀河帝国と、“黒髪の魔術師”と呼ばれる智将ヤン・ウェンリーの所属する自由惑星同盟が、果てしない抗争を繰り広げる物語。1988年には石黒昇監督によりアニメ化され、これまでに劇場版やOVA(本伝110話、外伝52話)などが制作されている。

さらに「銀河英雄伝説 Die Neue These(ディ・ノイエ・テーゼ)」の第1弾PV(https://youtu.be/lXEm5aaWHgI)も公開され、ラインハルトを「亜人」の宮野真守、ヤンを「銀魂」の鈴村健一、ジークフリード・キルヒアイスを「タイガーマスクW」の梅原裕一郎、ナレーションを「ヘボット!」の下山吉光が演じることもわかった。

監督は「黒子のバスケ」の多田俊介が務め、シリーズ構成を「将国のアルタイル」の高木登、キャラクターデザインを「世界一初恋」の菊地洋子、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の寺岡巌、「黒子のバスケ」の津島桂、総作画監督を「宇宙戦艦ヤマト2199」の後藤隆幸が担当する。なお、菊地が描くラインハルトとヤンのビジュアルも初披露されている。

同イベントでは、原作者の田中氏のほか、石黒監督版「銀河英雄伝説」からラインハルト役の堀川りょう、キルヒアイス役の広瀬雅志、ユリアン・ミンツ役の佐々木望、「Die Neue These」から多田監督、宮野、鈴村、梅原が登壇し、「銀河英雄伝説 Die Neue These」についてコメント。田中氏は「『銀河英雄伝説』は30年以上も前に書いた作品ですが、それが今でも人々に愛されて、また新たにアニメ化していただける。新アニメのPVを観て、原作者は誰だろうと思ったくらい、カッコよさに圧倒されました」と感激を伝え、大の「銀英伝」ファンだという多田監督は「演出2年目の新人時代、石黒版アニメに演出して参加したことがありますが、大好きな作品ということもあり、とても緊張したことを覚えています。今作は、石黒監督版のいろいろな部分をリスペクトしていますが、リメイクではありません。(原作小説と石黒版アニメ)両方の作品を大事にしながら、我々ならではの『銀河英雄伝説』を作っていきたいと思います」と意欲をみなぎらせた。

また「新キャストのみなさんには新たなラインハルト、キルヒアイス、ヤンをどんどん開拓してもらいたい」と期待を寄せる堀川に、宮野は「自分が生まれる前から続く作品、まさに伝説級の物語に参加できることがとても嬉しいです。自分にしかできないラインハルトを見つけて、必ずみなさんに楽しんでいただける作品をお届けしたいと思います」、鈴村は「声優としてまだまだだったころ、石黒版アニメの外伝に兵士役で出演したことがあります。それから時を経て偉大なヤン・ウェンリーを演じることになりました。全身全霊をかけて、ヤンをすばらしい役にしていきたいと思います」と意気込みを語っている。

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