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原田泰造が“男”と“父親”の間で揺れ動く「ミッドナイト・バス」予告完成

2017年10月5日 08:00

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「ミッドナイト・バス」ポスター画像
「ミッドナイト・バス」ポスター画像
(C)2017「ミッドナイト・バス」 ストラーダフィルムズ/新潟日報社

[映画.com ニュース] 伊吹有喜氏の人気小説を原田泰造主演で映画化する「ミッドナイト・バス」の予告編が、このほど完成した。“男”としての自分と“父親”としての自分の間で揺れる主人公が、人生の岐路で葛藤するさまが描かれている。

映画は、1度壊れた家族がそれぞれの岐路に立ち、もがきながらも再出発していく様子を描いたヒューマンドラマ。東陽一藤田敏八大林宣彦原田眞人エドワード・ヤン根岸吉太郎らのもとで助監督として活躍した竹下昌男がメガホンをとった。

新潟・東京間の深夜高速バスの運転手であるバツイチ高宮利一(原田)は、東京で定食屋を営む恋人・志穂(小西真奈美)との再婚を考えながら、新潟で息子の怜司(七瀬公)、娘の彩菜(葵わかな)と暮らしていた。そんなある夜、16年前に別れた妻・美雪(山本未來)が乗客として現れる。長い時を経て、再び心を通わせる利一と美雪だったが、彩菜は反発し、怜司は動揺する。

公開された予告編には、「北のカナリアたち」の川井郁子が手掛けたメインテーマ「ミッドナイト・ロード」にのせて、それぞれの思いを告白する家族の様子が収められている。利一は東京では“男”、新潟では“父親”として穏やかに日々を過ごしているが、美雪の出現で家族がこれまで抱えてきた悩みや不満が露呈する。そんななか、距離を縮める利一と美雪のもとを志穂が訪ね、利一は選択を迫られる。

ミッドナイト・バス」は、2018年1月20日から新潟先行公開。同年1月27日から東京・有楽町スバル座ほか全国で公開。

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